天使は王子に恋をした

November �鵺 ページ19

───25日───


家早く出過ぎて、三十分前に着いてしまった

緊張してきたー！


柳田｢花ちゃん？

今日は早いじゃん｣


『や、や、や、柳田さん！

い、いえっ！これは、た、たまたま家を早く出てしまったので！』


柳田｢そんなに焦って弁解しなくていいから！

早く会えたんだし、少し歩こうか｣


『は、はい』


柳田｢ねえ、花ちゃん今まで彼氏いたことは？｣


『え、そこ聞きます？

ないですよ。青春はバレーに注ぎ込みました』


柳田｢予想通りだな｣


『何ですかそれー

そういう柳田さんは？』


柳田｢あー、うん。

ご想像にお任せします｣


『あ、分かりました･･･』


･･･

･･････

･････････



会話が続かない！

いつも出かけるとき盛り上がってたのに！

私の格好が変なのかな



柳田｢どうした？ボーとして｣


『あ、いえ何でもありません』


柳田｢そっか


そういえば今日、花ちゃんいつも以上に可愛いね｣


『えっ！

ありがとうございます///』

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