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Aside
1人で居るにしても学校の勝手も分からないし
流石に自己紹介であんだけ素っ気なければ誰も話しかけてくるはずないし
このまま静かに過ごしてまた転校を待てばいいだけ
余計に思い出作っても去る時悲しむのは私だし
??「はじめまして！桜庭Aちゃん！」
彩「私、高城彩乃っていいます！良かったら仲良くしたいなって思って！」
黒「黒田光輝です よろしくねー」
檜「1回に言っても覚えられないよね 笑 学級委員やってます檜山光成です」
いかにも陽キャ感丸出しの3人は陰キャ気質の私とは
真逆の存在で何を返せばいいのか
きっと中学生の頃の私だったら答えが出せてたはず
なんてことを考えていたら沈黙の状況を作ってしまった
黒「湧、いいの？確認しなくて」
湧 ──。 私の聞いた事のある名前。
恐る恐る顔を上げ3人の後ろに立つ彼に視線を向けた
そこには私の昔を知ってる人が居て
どうしようもなくいたたまれなくなってその場から逃げてしまった
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作者名：なりゅ | 作成日時：2023年12月27日 16時
