デートスポット ページ7
夕方になりAはソワソワしていた
「落ち着けよいい加減。そんなに水族館行きたかったのか?」
着替えながらマサイは落ち着きのないAを見て笑っている
「だって、デートスポットだよ?好きな人と行くんだもん楽しみに決まってるでしょ?」
クッションを抱き抱えソファーに倒れ込むA
「デートに一喜一憂した頃もあったなぁ」
昔の恋愛を思い出し、しみじみするマサイ
髪を整えたマサイをAが見つめている
「何?なんか変?」
髪をつまみ確認する
「いや、イケメンですなぁ·····」
マサイを見上げニヤけるA
「なんだそれ。見慣れた顔にニヤニヤすんなよ」
このイケメンと並んで歩く私の精神的負担もあるんだけどね
残念ながら平々凡々な顔の自分には勿体無い相手
「絶世の美女に産まれたかったな···」
考えが口を出てしまう
「あー。まぁAは美人じゃないわな」
-グサッ-
「俺の好みは美人系だし」
-グサグサッ-
「···お胸も成長止まってるし」
-グサグサグサッ-
もう言葉のナイフをぶん投げるのやめてもらっていいですか?
泣くぞ?
マサイがドン引きする位、泣くぞ?
「でも側に居ると1番落ち着くんだから不思議だよな」
傷付いた傷口が一瞬で塞がるくらいの言葉にAはニヤける
「ほら、行くぞ」
Aは嬉しそうにマサイに着いていく
駐車場に着き車に乗り込むとシートベルトをつける
「じゃあ行くか」
ハンドルを握りマサイの運転で出発する
助手席ではAがアクアパークの内容を調べていた
「ジェリーフィッシュランブルって所は絶対回ろうね。音と光の空間ってマサイこういうの絶対好きでしょ」
「俺の1番行きたい所が何ですぐわかるんだよ」
PC周りをあれだけキラキラ空間にしているマサイがこういうの嫌いな訳がない
ここもいいな〜
イルカショーは絶対見たいし·····
ページをスクロールしながら楽しそうに予定を組むAの声を聞きながらマサイは運転に集中する
混雑を避ける為早目に出たおかげかスムーズに目的地へ到着した
駐車場に車を停め2人は入口へと向かう
暗くなり始めた空は2人の姿を包み
チケットを購入しようと財布を出すと
「俺が出すからいい」
そう言ってマサイはお金を払いチケットをAへと渡す
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JADE(プロフ) - 鰤塩度@掛け持ち野郎さん» ありがとうございます🥰ちょこちょこ更新ですが頑張ります😆 (2022年10月15日 16時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
鰤塩度@掛け持ち野郎(プロフ) - 何度読んでもキュンときますね・・・!めっちゃ好きです♡体調に気をつけてくださいね〜!応援してますよ!!! (2022年10月15日 10時) (レス) @page42 id: 06723de847 (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - 図書館浸りの青月@カメカメサワーズ更新さん» コメありがとうございます☺️嬉しいお言葉ありがとうございます😭執筆の励みになります☺️今後ものんびり更新していきますので楽しんで頂けたらと思います🥰 (2022年10月10日 21時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
図書館浸りの青月@カメカメサワーズ更新(プロフ) - コメント失礼致します。とてもドストライクな物語で、お気に入り登録させて頂きました💕 ストーリーもキャラも設定も良く、読み進める度ドキドキワクワクでした...! 続きとても楽しみにしております! (2022年10月10日 20時) (レス) id: ae8919c11c (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - 鰤塩度@掛け持ち野郎さん» コメありがとうございます😭めちゃくちゃ嬉しいです😊今後ものんびり更新してきますので読んで楽しんで頂けたらと思います🥰 (2022年10月10日 19時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:JADE | 作成日時:2022年10月5日 0時