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可愛いアイドル ページ18

書斎から戻った父の手には数多の紙袋



「チクワが初めて家に来るからお父さん張り切っちゃったよ」



チクワを撫で回しながら父は紙袋に手を入れ




Aと母もスイーツとカップを手に2人の元へ向かい




「ほら!!これ可愛いだろ?こっちはおめかし用で〜····」




出るわ出るわの犬用の洋服達



「ちょっと···何着買ったの?買い過ぎじゃない?」



Aの言葉に




「いや、服だけじゃないぞ?これは···お出かけ用のサングラス!」




チクワにサングラスをかけてはしゃぐ父




「2人の子どもなら俺にとってチクワは孫だからな····でもちょっと買いすぎたか?」



「だから言ったのに····聞かないんだから」



困ったような顔で笑う母にみんなが笑い出し



「お義父さん、チクワの為にありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです。これ···今着せても良いですか?」



目を輝かせ笑うマサイに父は嬉しそうな表情で




「勿論!!よし、今からファッションショーをしよう」



2人は次から次へとチクワに服や小物を身に着けては写真を取り



その光景を母とAが笑いながら見守る



「やっぱりあの2人そっくりだわ。マサイはお父さんに似てるなぁって思ってたけど思考回路同じタイプだね。The親バカって言うか」



ケーキを口に含みながらAは2人を交互に眺め



「Aが小さい時もあんな感じよ。仕事帰りに服を買ってきたり玩具を買ってきては与えて。私が買い過ぎ!!って叱ってから程々になったけど」



「なんかその行動に凄く身に覚えが···私、性格はお母さんに似てると思ってたけど、お父さんに似たのかも」



一通り写真を撮り終えたマサイ達もテーブルにつき



「お義母さんと何話してたんだ?」



コーヒーを飲みながらマサイが話しかける



「私の性格の話。お母さんに似てると思ってたけど私はお父さんに似たのかなって」



その言葉にマサイは不思議そうな表情で



「自分で気付いてなかったのか?俺はお義父さんと初めて会った時からAはお義父さんにそっくりだと思ってたぞ。話し方とか性格とか」



「さすがマサイ。私を誰よりも理解してるね」



「当たり前だろ。でもお義母さんにも良く似てる。芯の強い所なんかそっくりだぞ。間違った事には信念を曲げずに言える強い所も。尊敬出来る素敵な両親だと思うぞ」



そんなマサイの言葉にAはチクワの撮影会に勤しむ両親を見つめ、この2人の元に産まれてきた事を心から感謝していた

痛みと迷いの中で→←マサイくんと父



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JADE(プロフ) - ムスメ3さん» ありがとうございます😊更新停滞気味ですが必ず完結はさせますので宜しくお願いします☺️✨ (8月29日 0時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 神作と言っても過言ではないくらいとても良かったです (8月28日 1時) (レス) @page16 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - よるさん» ありがとうございます☺️多忙過ぎて更新が止まっておりますが頑張ります😱 (2023年4月15日 10時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - コメント失礼します!いつも楽しく見させてもらってます。更新頑張ってください!! (2023年4月13日 18時) (レス) id: 1c4d9bd2ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:JADE | 作成日時:2023年2月24日 0時

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