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困り顔のモトキくん ページ16

「·····俺、前に言ったよね?」



マサイの家で仁王立ちしながらソファーに座る2人へ静かに話しかけるモトキ



「えっとぉ····ねぇ?」



Aはモトキと目を合わせずマサイへと視線を向ける



「お、おぅ···仕方ねえよなぁ?」



目を泳がせAに同意を求めるマサイ




モトキは溜息をつきながら話す



「あのね、2人の気持ちは凄く嬉しいんだ。だけどね物事には限度があるだろ?·····これどうする気?」



モトキの視線の先には沢山の子ども用の玩具たち




「いや、でもねこれなんて知育に良いってネットで評判·····「限度があるよね?」



話すAに被せ気味に反論するモトキ



「ほら、俺みたいにおバカにならないようにって言うAの優し·····「マサイ〜?Aを甘やかすな」



仁王立ちスタイルを崩さないモトキ



「「買いすぎました·····」」



2人揃って項垂れ謝る



その姿にモトキは思わず笑い



「全く···気持ちは本当に嬉しいんだよ?けどアレコレ与えても正樹の為にはならないからね」



「仰っしゃる通りで···まーくんが可愛くてつい沢山買っちゃうんだよね」



苦笑いで反省するA



「玩具を見るとどうしても正樹が喜ぶかなぁって買っちまうんだよなぁ」



親バカの様な1面を覗かせるマサイ



「俺ん家が玩具で埋まっちゃうし正樹を甘やかしたくないからな。だからこれからはプレゼントは誕生日やクリスマスだけにしてくれる?2人の気持ちは充分伝わってるから」




「分かったよ。仕方ねぇ···A、次は誕生日が近いから盛大にパーティ開くぞ」




やる気満々なマサイ



「だね。遊園地でも貸し切って盛大にやろうよ」



乗り気なA



「·····俺の話聞いてたか?」



この2人なら本気でやりそうだと思ったモトキ




困った顔をしながらも正樹を我が子のように大切にしてくれる2人にモトキは感謝していた



 
「まぁ、やりすぎなければ構わないけど···あんまり甘やかさないでよね?」


 

「ほどほどにするよ。悪かった」




マサイの言葉にモトキは微笑み




「いつもお世話になってるお礼にチクワの誕生日は俺が盛大にお祝いするから楽しみにしてて」




その言葉に2人は笑顔になり



「チクの誕生日は壮大なお祝い計画をしてる。モトキも手伝ってくれよ」



「勿論。親バカな2人を止める役で手伝うさ」



モトキの言葉に3人は笑い合った

マサイくんと父→←変わらない日常を



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JADE(プロフ) - ムスメ3さん» ありがとうございます😊更新停滞気味ですが必ず完結はさせますので宜しくお願いします☺️✨ (8月29日 0時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 神作と言っても過言ではないくらいとても良かったです (8月28日 1時) (レス) @page16 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - よるさん» ありがとうございます☺️多忙過ぎて更新が止まっておりますが頑張ります😱 (2023年4月15日 10時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - コメント失礼します!いつも楽しく見させてもらってます。更新頑張ってください!! (2023年4月13日 18時) (レス) id: 1c4d9bd2ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:JADE | 作成日時:2023年2月24日 0時

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