気遣い魔王 ページ10
「俺こそごめん。····A、幸せになれよ」
そう言って電話を切った
Aは立ち上がると上着を羽織り
外へ出るとコンビニへ向かう
モトキの事だから気を使って長居してそうだし···と迎えに行った
案の定モトキはイートインスペースでコーヒーを飲み時間を潰していた
「モトキ、迎えに来たよ」
「電話終わったのか？連絡してくれれば戻ったのにわざわざ来てくれたの？寒かったろ···」
モトキは冷えたAの手を握る
「ううん、大丈夫。温めてもらうから」
そう笑ってモトキの手を握り返す
その笑顔にモトキも笑顔になり
コンビニを出て家へと戻る２人
「今日···泊まってく？」
「うん。モトキと居たい」
その返事にモトキは笑みが溢れ
「ずっと不安だったからこれでやっと眠れそうだよ。Aも寝れてないでしょ？今日は２人とも爆睡してそうだね」
苦笑いするモトキに
「···寝る前にモトキとイチャイチャしたいんだけどな····駄目？」
「駄目な訳ないでしょ。なら早く帰ろう」
帰宅した２人はいつもの日常が戻った事を喜び
幸せを噛み締めていた
ベッドに入り互いを抱き寄せ
「モトキ···不安にさせてごめんね。不安にさせないって言ったのに」
「いいんだ。今こうして抱き合っていられて幸せだから」
Aの髪をかきあげ耳元で光るアンモライトのピアスに触れる
「もう絶対不安にさせないから···だからもう魔王には戻らないでね」
Aは困ったような笑顔で
「喧嘩した時には魔王に戻るかもね。だから喧嘩はしないでおこうな」
優しい笑顔で返すモトキ
「分かった。もうこんな事は2度とないし喧嘩もしなければ問題なさそうだね」
そう笑いAはモトキに口付ける
「数日キスしてないだけで不安になったからさ···今日はたくさんキスをして眠ろうよ」
モトキは何度もAへキスを繰り返し
「それ以上はしなくていいの？···私はしたいけど？」
クスクスと笑うA
「問題も片付いたし···Aが良いなら···しようか？」
自分を見つめるモトキの目つきにクラっとして
「その瞳···好きだよ。ドキドキする」
「ドキドキさせ過ぎたらオーバーヒートしちゃうから程々にドキドキさせる事にするよ」
Aにモトキの身体がのしかかり
「愛してる·····」
その声が何度も耳元で囁かれ
愛される喜びに満たされた
そんな夜だった
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JADE(プロフ) - みーさん» 変換ミスってましたー😭ご指摘ありがとうございます😭修正致しました🥰 (2023年1月21日 10時) (
レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 明里でしたっけ…？朱里じゃありませんでした？間違えてたらごめんなさい (2023年1月21日 10時) (レス) @page19 id: 676662ed47 (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - ゆらさん» ありがとうございます😊更新頑張ります〜🥰 (2023年1月14日 17時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - モトキの恋愛がさとうもかさんのmelt bittrって歌に合いすぎて聴きながら見てます🫶🏻更新楽しみにしてます❕頑張ってください💞 (2023年1月14日 16時) (レス) @page5 id: 8a523b4b5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JADE | 作成日時：2023年1月13日 0時
