孤独な自由 ページ33
「私が助けようと思ったのは朱里さんとお母さんを重ねたからだと思う。優真くんを置き去りにした事を後悔してた」
「それもまた嘘だって思わないの？また騙されて傷付けられるなんてもう御免だから。俺は許せないし許すつもりは全くない」
拒否反応を示すモトキの意見は最もで
「なら私だけでどうにかする。それならいい？」
Aの意見にモトキは難色を示した
「Aも関わらせたくないんだって。Aが傷付けられるのを黙って見てろっていうの？」
話し合いは平行線のままで
「とりあえず、一旦スタッフハウスに戻るよ。着替えも私の貸すから届けたいし」
「なら俺も一緒に行くよ。朱里と話して帰ってもらうから」
「こんな夜中に女性を１人外に放り出して追い返すの？それはいくらなんでも可哀想だよ···。今日一晩だけでも泊めてあげよう？」
Aの懇願に
「分かった。一晩経ったら出てってもらうから」
２人はスタッフハウスへと向かい
「純、朱里さんは？」
「下には降りてきてないよ」
部屋へ向かうと朱里は酷く疲れていたのか壁に持たれ膝を抱えて眠っていた
その姿は何かに怯えるような姿で
逃げ出した安堵感から眠ってしまったのだろう
「モトキ、朱里さん眠っちゃったみたい。話は明日でもいい？」
部屋の前で待たせていたモトキを部屋へと招き入れる
モトキは見た目の変わった朱里に戸惑いながら見つめていて
２人は下へ降りると純に朱里を一晩泊めて欲しいと伝え
「私はリビングで朱里さんが起きてくるの待つから。モトキは一旦戻って休む？」
「ここに１人にさせる訳ないでしょ。俺もリビングで待つから。純、悪いけどそうしていい？」
「構いませんよ。自分の部屋に居るので何かあったら呼んでください」
純は上の階へ上がりリビングには２人が残された
「待つ間、どうするか話し合おうか」
「うん、モトキも私も納得の行く答えにしたいから」
リビングのソファーに２人で持たれ
朱里をどうすべきか話し合った
「拓真さんの連絡先はもう着信履歴が残ってないから俺も分からないんだ。引っ越してるなら探しようがないよな···」
「こんな事になるとは思わなかったから連絡先控えなかったもんね···どうしよう」
「朱里が起きたらSNSとかで拓真さんと連絡が取れる方法がないか聞くしかないね」
２人は朝方まで話し合いを続けていた
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JADE(プロフ) - みーさん» 変換ミスってましたー😭ご指摘ありがとうございます😭修正致しました🥰 (2023年1月21日 10時) (
レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 明里でしたっけ…？朱里じゃありませんでした？間違えてたらごめんなさい (2023年1月21日 10時) (レス) @page19 id: 676662ed47 (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - ゆらさん» ありがとうございます😊更新頑張ります〜🥰 (2023年1月14日 17時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - モトキの恋愛がさとうもかさんのmelt bittrって歌に合いすぎて聴きながら見てます🫶🏻更新楽しみにしてます❕頑張ってください💞 (2023年1月14日 16時) (レス) @page5 id: 8a523b4b5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JADE | 作成日時：2023年1月13日 0時
