諦めなきゃいけないの？ ページ6
Aの行動にモトキは驚き
「モトキを置き去りにして···立ち直れない位に傷付けておいて····ふざけないで!!どこまでモトキを苦しめたら気が済むの！？まだ足りない！？これ以上モトキを傷付けないで!!どうしてそんな酷い事が出来るの！？」
傷付いたモトキを思い涙したA
人を信じられなくなる位に傷付けておいて
また突然現れて傷付けて
Aはどうしても我慢できなかった
「A···落ち着いて。俺は大丈夫だから」
再度振り上げたAの手を抑えモトキはAを落ち着かせる
頬を叩かれた朱里は呆然としていて
「もう顔も見たくないんだ。今すぐ出てってくれ。２度と俺に関わるな」
もうどうでもよかった
２度関わらずに済むならこの話は早く終わらせたい
「でも···行く所がない···お願いモトキ。謝るから」
自分に触れようとする手をモトキは払い除ける
「本当に悪いと思うなら今すぐ出てってくれ。渡したお金も返さなくていい」
「·····わかった」
朱里は諦めたように目を伏せ
「１つだけ···Aに謝ってくれ。彼女が誰よりも苦しんだんだ。お前がついた自分勝手な噓で」
「悪気はなかったんです···ごめんなさい」
朱里の謝罪はその場しのぎのように聞こえ
「悪気がなかったら何をしてもいいんですか？私がどんな気持ちでモトキを諦めたか···あなたにわかりますか？会いたくても会えない。会っちゃいけない···って何度も自分に言い聞かせて·····」
嗚咽を漏らし涙するAをモトキが抱き寄せ
「もういい。話しても無駄だよ。本当に悪いと思ってないんだ。夜にまたここに来くるけど、それでも出て行ってないなら···朱里の事を詐欺で警察に訴える。それが嫌ならすぐに荷物をまとめてくれ」
モトキはAを抱き抱えるように玄関へ向かおうと踵を返す
「···子どもを産んだら自分の人生は諦めなきゃいけないの？」
朱里がそう囁やき２人は足を止める
「私だって自由に生きたいと願っちゃ駄目なの？子どもが居たら母親は好きな事をしちゃいけないの？」
「なんの話をしているんだ？もう話は終わったんだから」
モトキがそう言うと朱里はどこか吹っ切れたような顔で
「私がどこに行ってたか話す？会ったばかりの男とホテルに行って朝まで過ごしてた。悪い？」
そう言って投げやりに話す朱里はモトキが見た事のない朱里の顔で
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G2Snc(プロフ) - お待ちしております🥺💖 (2023年1月7日 22時) (
レス) id: a3c85a924e (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - G2Sncさん» ありがとうございます☺️近日公開予定です😆 (2023年1月7日 21時) (レス) @page49 id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
G2Snc(プロフ) - season4、楽しみに待ってます🥺💞 (2023年1月7日 19時) (レス) @page49 id: a3c85a924e (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - G2Sncさん» 気に入って頂けて嬉しいです🥰ゆるゆると更新してきます〜☺️ (2022年12月20日 23時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
G2Snc(プロフ) - 魔王シリーズ大好きです！！！！！！ありがとうございます😢💗 (2022年12月20日 23時) (レス) id: 6461124838 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JADE | 作成日時：2022年12月18日 19時
