聖なる夜に降り頻る雪 ページ33
クリスマス当日
冷たい風が曇天模様の空から吹き
空を見上げならモトキの家に向かう
「モトキー？入るよ〜」
鍵を開け食材を手にリビングへ入る
「今、手が離せないからちょっと待ってて」
料理の仕込みをするモトキを覗き込む
「本当何でも出来るんだね。凄いよ」
食材を冷蔵庫に入れながら感心するA
「レシピ見れば誰でも出来るよ」
照れたように笑うモトキ
隣でAも買ってきた食材でサラダ等簡単な料理を作り始め
「一緒に料理するってなんか新鮮だな」
包丁で野菜を切りながらAは
「簡単な物しか作れないけどね」
そう答えた
調理を進め一息つく為モトキはソファーに座り
Aはカーテンを開け外を眺める
「クリスマスで雪降るかもね。めちゃくちゃ寒かったし」
窓辺のAの背後からモトキが腰に手を回し
「こんな風に一緒に過ごせるのが凄く幸せだね」
そう呟いた
「来年のクリスマスも一緒に過ごせるかな」
未来の話は楽しいようで少し不安になる
「過ごせるさ···」
Aの顔を寄せそっとキスする
「愛してる···」
微笑み囁くモトキに
「もっと言って···安心するから」
「いくらでも···」
互いが側にいる
それだけで充分
２人は安心感に包まれながら寄り添い合った
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「「 乾杯〜 」」
シャンパンを片手に料理を食べ始める
「クリスマスって感じ。しかし本当に七面鳥を焼くとは···凄すぎる···」
料理を前に感心するA
「来年はAが作ってよ。毎年交代でやるのもいいね」
「丸焦げの七面鳥が出来上がるかも」
クスクスと笑うA
舌鼓を打ちながら料理を食べ休憩をしていると
「もう渡していい？待てないから」
モトキは紙袋を手にリビングへ戻り
「楽しみにしてたもんね。いいよ」
箱をAに渡し
「わぁ···こうやって見るとなんか気分が違うね」
ケースに並ぶ指輪を見つめ呟くA
「····左手出して」
隣に座るモトキに左手を差し出す
「なんか···照れるね」
少し顔を赤らめはにかむA
「俺は緊張してる」
クスクスと笑いながらAの左手の薬指に指輪をはめていく
「·····どう？」
本当は内心重たかったのでは···
そんな不安が過ぎったモトキは不安気にAに問い掛ける
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G2Snc(プロフ) - お待ちしております🥺💖 (2023年1月7日 22時) (
レス) id: a3c85a924e (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - G2Sncさん» ありがとうございます☺️近日公開予定です😆 (2023年1月7日 21時) (レス) @page49 id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
G2Snc(プロフ) - season4、楽しみに待ってます🥺💞 (2023年1月7日 19時) (レス) @page49 id: a3c85a924e (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - G2Sncさん» 気に入って頂けて嬉しいです🥰ゆるゆると更新してきます〜☺️ (2022年12月20日 23時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
G2Snc(プロフ) - 魔王シリーズ大好きです！！！！！！ありがとうございます😢💗 (2022年12月20日 23時) (レス) id: 6461124838 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JADE | 作成日時：2022年12月18日 19時
