準備万端な魔王 ページ28
「気が利く彼氏でしょ？他にも色々持ってきたから。早速やろうか」
２人で黙々と作業を始め、休憩を取りながら進めていく
ベッドにマットレスや寝具を設置しながらモトキは先日２人で購入した枕をセットする
「なんか新婚さんな気分」
「枕だけで？」
その言葉に笑い出すAに
「ううん、他にも俺の物を置いてってるでしょ？服とか着替えもだし。なんか嬉しい気分」
クシャっと笑うモトキの笑顔に見惚れ
「···モトキの笑った顔見てると幸せな気分になる。一緒に居られるって本当に幸せだね」
モトキはクローゼットに洋服を掛けながら話すAの背後から腕を回し抱き締める
「俺も幸せ。幸せ過ぎて怖いもん。···離れてた分を取り戻す勢いだからね」
Aはモトキの方へ向き直りそっとキスをする
「私達ならやり直せる···過去はもう忘れてこれからは２人で幸せにならなきゃ。それ位は願ってもバチは当たらないよね」
そう微笑むAにモトキは優しげな眼差しを向けた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「思ったよりも早く終わったね。···荷物少なくない？」
「必要最低限の物があればいいからあまり物は持ってないの」
設置が終わったソファーに寛ぎ並んで座る２人
「じゃあその分俺の物を持ち込むとするか」
「それ繰り返してたらほぼ同棲状態で気付いたらモトキもここに住んでそう」
そう言ってAは笑う
「それもありかも。ここに転がり込もうかな？」
「それじゃあ意味ないでしょ。同棲はお互いが納得したらね」
「分かってるよ。Aがその気になったらいつでも俺の所に転がり込んできてよ」
ゆっくり寛いでいると宅配便が届き
玄関先で受け取った荷物をモトキがリビングへと運ぶ
「私··何か注文したっけ？」
訝しげに荷物を見るAに
「俺が頼んだ」
箱を開けると中には調理器具が大量に入っていて
「ここで料理作ってくれるの？」
「そのつもりで一通り揃えたけど迷惑だった？」
開封しながらモトキは問い掛ける
「全然。むしろ料理が得意な彼氏って最高じゃん」
「なら良かった」
モトキはご機嫌な表情で調理器具をキッチンに収納していく
「今日は疲れたし何か食べに行こうか？」
「賛成〜！お腹ペコペコだよ」
片付けを終えたモトキと共に玄関に向かう
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G2Snc(プロフ) - お待ちしております🥺💖 (2023年1月7日 22時) (
レス) id: a3c85a924e (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - G2Sncさん» ありがとうございます☺️近日公開予定です😆 (2023年1月7日 21時) (レス) @page49 id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
G2Snc(プロフ) - season4、楽しみに待ってます🥺💞 (2023年1月7日 19時) (レス) @page49 id: a3c85a924e (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - G2Sncさん» 気に入って頂けて嬉しいです🥰ゆるゆると更新してきます〜☺️ (2022年12月20日 23時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
G2Snc(プロフ) - 魔王シリーズ大好きです！！！！！！ありがとうございます😢💗 (2022年12月20日 23時) (レス) id: 6461124838 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JADE | 作成日時：2022年12月18日 19時
