平行線 ページ21
「いや、でも和樹達だよ？信用してないの？」
それでも言い返すAに
「じゃあ俺が仮にスタッフの女の子達と住むってなったらどう思う？」
モトキの仮定の質問にAは眉をひそめ
「···めっちゃ嫌」
「だろ？そういう事を言ってるの」
そう言って苦笑いを浮かべるモトキ
「そっか···どうしようかな」
悩み出すA
「２択しかないからね。俺と住むか、マンションを借りるか。これだけは絶対譲らない」
そう言うモトキにAは苦笑いしながら
「わかった。明日シルクと相談して決めるよ。シルクはスタッフハウスに戻ると思ってるし」
「俺も一緒に行くよ。昼から撮影だから朝一に聞きに行こう。今日泊まってくでしょ？」
「そう言うと思ってお泊りの準備はしてきたよ」
Aは笑いながら鞄を指差す
「流石。俺の性格をよく分かってるね」
「ねぇ、モトキ。付き合うってなったけどさ、まだお互いに知らない事がたくさんあるよね」
「そうだね。何が知りたい？」
Aを抱き寄せながらモトキは微笑む
お互いに好きな物、嫌いな物の話や趣味の事、これまで過ごして来た出来事を語り合った
夜になりベッドで微睡む２人
「Aって結構趣味が多いんだね。シルクと話が合うのも納得だよ」
「人生一度きりだからね。やらずに後悔するよりやって後悔する方がいいかなって」
Aの言葉にモトキは微笑み
「Aらしいね」
「モトキもさ、やりたい事とかしたい事はどんどんやりなよ。なんなら付き合うよ？」
「そうだなぁ···俺が今一番やりたいのは普通のデートをする事かな。大人になってから付き合ったのが朱里だけでさ。普通のカップルみたいな事は殆どなかったから。だからデートをたくさんしたい」
「私もデートらしいデートってあんまりしてこなかったな。デートに行く楽しさもわからなかったし。でもモトキとなら色んな所に行ってみたいって思うの。だってモトキとなら絶対どこに行っても楽しいもの」
屈託なく笑うAにモトキは嬉しそうな表情をして
「これからたくさんデートしよう。２人でたくさん思い出を作りたいんだ。遊園地や花火大会、海も行きたい」
「いいね。カップルっぽくて」
「色んな所に行くのも楽しみだけど、こうしてくっついて一緒に居る時間が今は最高に幸せなんだ」
モトキはAを腕の中へと抱き寄せ首筋にキスを落とす
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G2Snc(プロフ) - お待ちしております🥺💖 (2023年1月7日 22時) (
レス) id: a3c85a924e (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - G2Sncさん» ありがとうございます☺️近日公開予定です😆 (2023年1月7日 21時) (レス) @page49 id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
G2Snc(プロフ) - season4、楽しみに待ってます🥺💞 (2023年1月7日 19時) (レス) @page49 id: a3c85a924e (このIDを非表示/違反報告)
JADE(プロフ) - G2Sncさん» 気に入って頂けて嬉しいです🥰ゆるゆると更新してきます〜☺️ (2022年12月20日 23時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
G2Snc(プロフ) - 魔王シリーズ大好きです！！！！！！ありがとうございます😢💗 (2022年12月20日 23時) (レス) id: 6461124838 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JADE | 作成日時：2022年12月18日 19時
