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俺のモノ ページ20

鏡を見て戻ってきたA




「いつの間にこんなにキスマーク付けたの!?てゆうかどんだけ付けてるのよ!!」




その姿にゲラゲラと笑うマサイ





「全然気付いてねぇーんだもんな。それでも結構遠慮したんだけど」





全然遠慮してる数じゃないでしょ·····





「よく見たら首筋にも付いてるし!!モトキやシルクにも丸見えだったじゃん!!」





「だって俺のモノって主張しとかねぇと取られちまうじゃねぇーか」




全然成長してないじゃん




「本当にもうー!恥ずかしいんだけど!馬鹿マサイ!!」




「馬鹿じゃねーし。賢い考えだろうが」




悪びれる様子のないマサイの姿にAは諦め





「···付けてもいいけど首筋とか他の人から見える位置はやめてね?わかった?」





「仕方ねぇーな。それで我慢してやるよ」





マサイの言葉を聞きAはマサイの前に行き





「ねぇマサイ、上の服脱いでよ」





突然の発言にマサイは固まり




「それは···誘ってる?」




「違うよ!!そうじゃなくて···私もマサイにキスマーク付けたい欲望に火がついた」




ニヤリと笑うAにマサイは




「どんどん積極的になってきてんな。いいけど。
ほら、好きなだけ付けていいぞ」




「あっさり良いよって言われると途端に恥ずかしくなるのはなんでだろう·····」





「知らねぇーよ。やるのか?やらねぇのか?」





上の服を脱ぎウエルカム体制になるマサイ




そんなマサイにAは照れながら




「···じゃあ···失礼しまーす」




「ムードも何もないのな。俺達らしいけど」




人生で初めて付けるキスマーク




マサイにやり方を教えてもらいながらそっと付ける




「わー。赤くなった」




Aは恥ずかしそうにマサイの胸に付いたキスマークを指でなぞる




「顔ニヤけてるぞ。そんなに嬉しいのかよ」




「初めてのキスマークの相手がマサイだからね。···マサイはキスマーク付けられた事あるの?」




ふと気になり聞いてみた




「ねぇよ。Aが初めて俺にキスマーク付けた相手。キスマークとかバカップルみたいで嫌だったから元カノに言われても拒否ってたし。でもAならいいよ。Aとならバカップルになるのも悪くない」




その発言にAは嬉しそうに笑って




「マサイの初めて戴きました〜!好きな人の初めてをもらうのって嬉しいんだね」




そう言って喜びを噛み締めるA

夜が明けるよ朝は嫌いなのに→←成長したマサイくん



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作者名:JADE | 作成日時:2022年11月7日 16時

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