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Lies and Truth ページ45

シルク達が見守る中、動画を編集する奏音





「これで後戻り出来ないけど···後悔はないよね?」




Aに最後の確認をする奏音




「うん」



力強く頷くA




奏音は動画をアップした





みんなが見守る中、再生数がみるみる上昇し





見た事のない速度でコメント欄が埋め尽くされていく





そして奏音、Aのスマホが何度も鳴り




「みんな動画を見たんでしょうね」




2人はスマホをマナーモードにして傍らに置く





「俺等の方にも連絡が来始めたな」




動画内で名前を出した影響でシルク達にもクリエイター達が続々と連絡をしていた




「こっちは俺達が説明しとくから。2人はこれからの事を話し合って決めてくといい」




モトキは鳴り続けるスマホを手に話す




「俺達は一旦戻るか。ンダホ達には今朝話したけどまだテンパってたし再度説明しないとだしな」




マサイはそう言うと立ち上がった





「じゃあ何かあればすぐ連絡しろよ?」




シルクを先頭に3人は家に戻った





「···コメント見てみようか?」




奏音の言葉に2人はPC前に並びコメントを追っていく




殆どの人が驚きパニック状態で。




例えるなら阿鼻叫喚




「やっぱりみんな驚くよね·····」




コメントをスクロールしながら2人はコメントを読み続け




そしてやはりというべきか





【どんな理由があろうと騙してたのには変わりない】




そんなコメントが目立ち始めた




負の連鎖で似たようなコメントが増えていき




【もう観たくないので登録解除します】




【そこまでして100万人いきたかったとか引く】




【条件だとしても断れば済んだ話】




など伏せて話した部分は伝わらないせいか何故断らなかったのか?と条件を飲んで決行したAに非難が集まっていた




Aはそれでも中傷するコメントを見続け




見るに堪えないコメントも目を逸らす事なく追っていく




「やりたくてやった訳じゃない···」




奏音はAが批判されるコメントを読んで胸を痛めていた





「仕方ないよ。私が第三者だったらなんで断らなかった?って思うもの」





誹謗中傷は覚悟の上




Aは全てのコメントを見落さぬよう1つ1つ胸に刻んだ




これが見知らぬ誰かを傷付けた代償だとでも言うように




全てを1人で受け止めようとしていた

満身創痍→←多面体の僕達



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JADE(プロフ) - 湯草さん» 作成時にチェック外し忘れてたみたいです···。ご親切にありがとうございます😭 (2022年10月16日 19時) (レス) id: 71c576afd7 (このIDを非表示/違反報告)
湯草(プロフ) - おりふら立ってますよ (2022年10月16日 19時) (レス) id: b6be8fe32c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:JADE | 作成日時:2022年10月15日 18時

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