ep.48【JM】 ページ48
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やっぱり、この人と居るとドキドキするんだ。
ヌナの仕草、ひとつひとつに釘付けになって見てしまうから、、
気をつけなければ、いけない。。
でも僕が今、、
この人に気持ちを伝えてしまったら、、、今後、
どうなってしまうだろう。
もう２度と、こんな風にたわいもない会話が出来なくなる？
それとも信じてもらえず、笑われてしまうのだろうか。
まず、、仕事でこれからも関わるだろうから、気まずくなったら駄目だよな。。
そんな気持ちを隠して、僕は淡々と話を続けた。
「ヌナ、今週の週末はお時間ありますか？
土曜日に東京ドームで僕達のLIVEがあるんです。
もし良かったら見に来て欲しいなって。」
朝、来る時に仕込んでいたチケット2枚を胸内
ポケットから取り出して、手渡した。
受け取ったチケットをヌナは不思議そうに見つめている。
「私が行っても良いの？」
「ヌナに来て欲しいんです。2枚あるから彼氏さんとでも町中さんと誰でも良いので是非、見に来て下さい。」
「わぁ、ありがとう。必ず行けるようにするね。
楽しみにしてる。」
「はい。僕も頑張るから」
気まずさもなく、打ち解けてお互い笑いあった。
朝は目が合わず、心配だったけど、、。
ヌナがこうして話しかけてくれて良かった。
安堵していると、
" 水原さん専務がお見えです。"
と、秘書の方が呼びに来た。
「じゃあ、そろそろ戻るね。パーティー楽しんで。」
" ありがとう "と、ヌナはそう言ってチケットを
ヒラヒラとさせた。
「ありがとう。土曜日は気をつけて来て下さい。」
立ち上がって、ペコっと頭を下げた。
じゃあね。と手を上げて、招待客の元へ向かった
ヌナをポーっと見つめる。
これで良かったんだ、、僕達は" ビジネス仲間 "
そう頭で言い聞かせて、、シャンパンを、一気に
飲み干した。
「なーに、話してたの？」
さっきまでヌナが座っていたソファーに、ﾃﾋｮﾝが
ピョンッと座った。
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chapi(プロフ) - MOANAさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。脱字など至らない所がいっぱいあるかと思いますが、これからも暖かく見守っていただけると幸いです。宜しくお願い致します。 (2020年5月31日 23時) (
レス) id: 3ce6626dcc (このIDを非表示/違反報告)
MOANA - どんな話になるのかすっごく気になります。更新楽しみにしてます！ (2020年5月31日 23時) (レス) id: 2588fa28c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chapi
| 作成日時：2020年5月31日 22時
