ep.45【JM】 ページ45
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そして記者側の質問が始まった。
「東横記者の村上です。ｼﾞﾐﾝさんに質問です。」
マイクを手に取って、
「はい。」
と、記者の方に視線を向けた。
「販売前から、ｼﾞﾐﾝさんの香水へのラブコールが話題となってますが。
是非、この『 AMOLE 』の魅力をお願いします」
スーッと息を吐いて、
「おー、僕がいま大変気に入っている香りが正に、
この『 AMOLE 』です。
爽やかで甘すぎない清々しいフレッシュな香りは、
日本人の方にもよく好まれると思います。
時間が経つと柑橘系・ベルガモットの香に変化していきます。
ﾕﾆｾｯ ｸｽな香りなのでカップルや夫婦で
共有してみては、いかがでしょうか。」
記者の方に向けて、この香水の謳い文句を迷う事なく、発した。
この香水の魅力を1番理解しているのは自分。
自信があった。
「ありがとうございました。」
その後、いくつか質問を受け、Aさんと僕達で
答え続けた。
質問の時間が終わって、記者達は会場を後にした。
それからは、招待された人達でのパーティーが始まった。
メンバーも個々それぞれ、お菓子やお酒を交わしながら寛いでいる。
何となく、ワイワイする気分じゃなくて、
一番、端のソファーに座って足を組んだ。
そして、ひとくちカクテルを口に含む。
「サイン貰っても良いですか？」
後ろから声が聞こえ、振り返った。
「Aさん、、。」
両手でシャンパングラスを持った、Aさんが無邪気な笑顔で立っていた。
目を見開いて、慌ててソファーから立ち上がる。
「いいのよ、座って(汗)。私も座らせて貰おうかな」
" どうぞ "
目の前のソファーに両手で合図した。
良かった。。
いつものAさんで一瞬、ホッとする。
そして、、
ﾊﾟｸ ｼﾞﾐﾝ。
スマートだ。
スマートになる事を心がけるんだ。
この前みたいに変な質問をしないよう、気をつけないと。。
何度も、心の中で自分に言い聞かせた。
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chapi(プロフ) - MOANAさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。脱字など至らない所がいっぱいあるかと思いますが、これからも暖かく見守っていただけると幸いです。宜しくお願い致します。 (2020年5月31日 23時) (
レス) id: 3ce6626dcc (このIDを非表示/違反報告)
MOANA - どんな話になるのかすっごく気になります。更新楽しみにしてます！ (2020年5月31日 23時) (レス) id: 2588fa28c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chapi
| 作成日時：2020年5月31日 22時
