ep.32【JM】 ページ32
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PM 6:00
撮影が終わった後、お店を予約してくれていた
Aさん。
僕達は珍しく打ち上げに参加していた。
母国だったら、、この後もスケジュールが、
びっしり入っていたに違いない。
久々にゆっくりできるかなー、
なんて思っていたら、Aさんが突然、スタッフと僕達の目の前に立った。
凛とした表情で佇む彼女は、やっぱり僕よりも年上で大人の女性だと思った。
そして香水が販売前から話題になっているとの事。
これは期待が出来ると嬉しそうに言った。
僕達も嬉しくてエールと拍手を送った。
そして彼女は乾杯のポーズをする。
「本日はお疲れ様でしたー。」
「「おつかれさまでしたー。」」
グラスが合わさる音。
とても気分が良くなる音だ。
言葉が違うだけで、乾杯はどこに行っても通用する
みたいだ。
1番初めに考えた人って凄いと思う。
呑気にそんな事を思っていたら、Aさんの
横の席を、がっちりキープしたのは、
ｸﾞｸだった。
目の前の席にはﾃﾋｮﾝも座っている。
そんな僕はというと、Aさんの2つ斜め前の席。
皆でワイワイ食事をしたりお酒を交わしていると、
「ねぇ、ヌナ。これは何て言う、お酒ですか？」
と問いていた。
ｸﾞｸはもうヌナと呼んでいる。いつの間に、
仲良くなったのだろう。。。
さっき、Aさんの手が触れた自分の腕に
手を重ねる、、。
「これはね、
「しょーよー、じゅりん？」
「はい。green teaというお酒のリキュールに烏龍茶で割って飲むお酒です。」
「それって美味しいですか？」
ﾃﾋｮﾝも会話に加わって、不思議そうにグラスを眺めている。
「抹茶みたいな味かな？」
「じゃあ僕もあとで頼んでみよう」
と、ｸﾞｸ。
「是非。美味しいですよ。」
笑い合う3人を見て。。
「・・・」
確かｸﾞｸ、抹茶が嫌いだったはず。。
お猪口を持つ手に、何故か力が入った。
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chapi(プロフ) - MOANAさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。脱字など至らない所がいっぱいあるかと思いますが、これからも暖かく見守っていただけると幸いです。宜しくお願い致します。 (2020年5月31日 23時) (
レス) id: 3ce6626dcc (このIDを非表示/違反報告)
MOANA - どんな話になるのかすっごく気になります。更新楽しみにしてます！ (2020年5月31日 23時) (レス) id: 2588fa28c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chapi
| 作成日時：2020年5月31日 22時
