ep.22【JM】 ページ22
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部屋に通して、ソファーに腰掛ける。
ヒョンは何も言わず、僕の向かいのソファーに
座った。
「で、今日はどうしたの？」
「別に、、本当に何もないよ(汗)」
「やー。毎日、ｼﾞﾐﾅを見てるから分かる。
今日は変だった。あの会社に行ってから
元気がなくなったのは、お見通しだよ。」
ヒョンに話せない？
と、心配そうな表情をしたヒョンに申し訳なく思った。
「・・・本当に対した事じゃないんです。
Aさんと昨日、知り合っただけで、、」
「昨日？」
目を丸くしたヒョン。
「昨日、時間に余裕が出来たから、いつもの美容室に行ったんです。
そこに、たまたまオーナーの知り合いが居て、その人がAさんだったっていうだけです、、。。」
「で、今日は会社で会ったって事か。やー、凄い偶然だな(笑)」
「でも、Aさんは僕を知らないふり？を、
したから少し寂しいな、、って思っただけで、、。」
「あー、、ｼﾞﾐﾅ的には、喜びの再会がしたかったんだね(笑)」
「えーぃ。そんなんじゃっ。、、よく分からない(汗)」
「ふーん(笑)。惚れたんだ、、ｼﾞﾐﾅ。」
僕は慌てて、顔を左右に振った。
「ち、違いますよ(汗)その人、もうすぐ結婚するし。。」
「なに(笑)そんな話までしたの？」
手をブンブンと左右に揺らす。
「ぐ、偶然、聞いたんだ(汗)オーナーが言ってたから。。」
ヒョンは少し考えてから、
「ふーん(笑)でも、、、ｼﾞﾐﾅなら分かってると思うけど、、
結婚する人はダメだよ。」
僕の目を見て、はっきりと言った。
最初は笑いながら言ってたけど、、、目の奥は笑っていない。
「だからっ。そんなんじゃないって(汗)」
「、、、。なら、良かった。
でも最後の水原さんに挨拶しなかったのは、
失礼な態度だよ。今度、会った時に謝りなさいよ。
分かった？
明日は音楽番組の収録があるから、喉の為にも早く
寝るんだよ？」
「あぁ、、分かってる。ヒョン、ありがとう」
ヒョンを見送って、ベッドに横たわる。
ずっとモヤモヤしていたけれど、、
宿舎で同室だったﾎｿｸﾋｮﾝに、
話せたからなのか、少し気分が晴れた。
何でも話し合って辛い事も乗り越えてきたからかな。
明日は歌うから、喉のケアをしなくてはならない。
早く寝よう。
僕は、ふーっと溜息をついて目を瞑った。
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chapi(プロフ) - MOANAさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。脱字など至らない所がいっぱいあるかと思いますが、これからも暖かく見守っていただけると幸いです。宜しくお願い致します。 (2020年5月31日 23時) (
レス) id: 3ce6626dcc (このIDを非表示/違反報告)
MOANA - どんな話になるのかすっごく気になります。更新楽しみにしてます！ (2020年5月31日 23時) (レス) id: 2588fa28c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chapi
| 作成日時：2020年5月31日 22時
