ep.21【JM】 ページ21
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高速に乗った車は、更にスピードを加速させた。
ボーッと窓の外を眺めながら、考える。
僕がイライラしている？
一体、どんな理由で？
「・・・」
目を瞑って、アイマスクをかける。
そして
昨日、今日との出来事を思い返した。
さっきのAさんは、どこか余所余所しかったな、、。
仕事だから？
昨日はあんなに笑ってたのに。
ん？
だから、寂しかったのか？
本当は" また会ったね "って、笑って欲しかったのか？
撮影前に一度、
目が合って、Aさんは笑ってくれたのに、、
僕は何故か顔を逸らしてしまって、、、。
何であんな事をしてしまったのだろう。。
まさか、、、ね。
ブンブンと頭を左右に揺らし、溜息をついた。
ホテルに戻って、ベッドに横たわって目を瞑る。
何故か今日は、なかなか寝付けない。
母国じゃないから身体は疲れてるはずなのに。
ベッドから降りて、棚の上に置いてあった
ワインを開けて、グラスに注ぐ。
独特な赤ワインの渋みのある香りが、ツンッと鼻についた。
窓際にあるソファーに座ってワインをひと口、口に含む。
夜景を眺めていると、
" ピンポーン "
と、インターホンが鳴った。
" はい "と、返事をして扉を開ける。
「ｼﾞﾐﾅ、寝てた？ちょっといい？」
「いえ。、、大丈夫ですよ」
ﾎｿｸﾋｮﾝの暗い顔、、久々に見た気がする。。
僕は、ヒョンを部屋に招き入れた。
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chapi(プロフ) - MOANAさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。脱字など至らない所がいっぱいあるかと思いますが、これからも暖かく見守っていただけると幸いです。宜しくお願い致します。 (2020年5月31日 23時) (
レス) id: 3ce6626dcc (このIDを非表示/違反報告)
MOANA - どんな話になるのかすっごく気になります。更新楽しみにしてます！ (2020年5月31日 23時) (レス) id: 2588fa28c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chapi
| 作成日時：2020年5月31日 22時
