信じなくちゃ ページ6
『!?…"帳"が降りた!?』
家「!!……あぁ」
『メカ丸!!』
傀儡に話しかけると
[問題なイ。真人を殺ル]
彼奴を…
作戦があるとは言っていたけど、大丈夫かな、、、
ドゴォォォン
さっきから、大きな音が響いている。
メカ丸と呪霊が戦っているのだろう。
家「さっきから、大きい音が続いてるけど、大丈夫なの?」
『わ、かんない…けど、メカ丸が自分で大丈夫って言ったから……!!信じなくちゃ……。』
ねぇ、メカ丸。本当に大丈夫なんだよね……?
暫くして、傀儡からメカ丸の声がした。
[来イ]
『……うん』
そこで私達が見たものは想像以上だった。
壊れている建物、頭部が破壊されている大きなメカ丸の傀儡。
『メカ丸!?』
私の呪符が使われている。
それでも、酷い傷を負っている。
『硝子ちゃん、』
家「まだ生きてるよ」
硝子ちゃんは、反転術式を施していく。
本当に大丈夫なのだろうか、
心配が、私の心音を大きく波打たせる。
家「……」
『……』
沈黙の時が流れ、メカ丸が少しずつだけど、回復していっているのがわかる。
家「…、終わり」
『…、生きてるん、だよね?』
家「あぁ。暫くすれば目覚めるはず…だけど、術師は続けられるかわからない。私も治せるところは治したけど、何しろ元々の損傷が酷すぎるし、例の呪霊の術式を完全に当てられてる。もう少し遅かったりしてたら、確実に死んでたよ、コイツ」
『…うん。』
家「まぁ、コイツが生きるか死ぬかは、紬と五条次第だよ」
『…うん…!!』
メカ丸の夢を叶えるんだ。
これ以上、何も奪わせない。
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夕焼けりんご飴(プロフ) - ああさん» この作品を見てくれてありがとうございます!コメントもありがとうございます!本当に亀更新の中、読んでいただいている皆様には、とても感謝しております🙏渋谷事変編も、これからですので、これからも楽しみにして頂けると嬉しいです! (11月22日 7時) (レス) id: 1584fb3c94 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - はじめまして!一章からこの作品を読んでいたものです。今回、続編作ってくださ理ありがとうございます!これからの展開に期待したいと思います。私生活忙しいと思いますが、体調に気をつけて更新頑張ってください!応援してます! (11月19日 10時) (レス) id: 26843e8005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夕焼けりんご飴 | 作成日時:2023年9月7日 19時