帰国 ページ40
チャニョルSide.
「ふーやっと帰れるでとぅね」
空港のゲートで待っている時、隣にいるセフンが言う。
「だなー、帰ったら休みだし・・・あ！セフナ、滑りにいこうぜ〜」
「何言ってるんでとぅか、もう3月半ばでとぅよ」
このヒョン、あほだなーっていう目で見ながら言ってくる。
「お前、顔にすぐ出すのやめたほうがいいよ。マジで」
あーつまんねーなー。
また、スタジオに篭って曲作りでもするか。
しばらくすると、搭乗のアナウンスが流れたので、搭乗口へと向かう。
「チケット、チケット・・・」
SH「なんだー？まさかチケット無くしたんじゃないだろうな？」
「いや、あるよ、ほら！あ・・・」
手帳に挟んでいたチケットを取り出すと同時に1枚の紙が落ちた。
「何だこれ」
それをベッキョンが拾う。
「・・・なんで、チャニョリがAの名刺を持ってんの？」
「そ、れは・・・」
言いかけてから、
SH「お前ら、話は飛行機乗ってからやれよ〜」
そう促されて、とりあえず飛行機に乗ることにした。
・
・
・
「で！なんで、チャニョリが名刺持ってるんだ？？Aって、あの隣に住んでるAだよな？」
飛行機に乗るなりすぐに前の席のベッキョンが体を乗り出して聞いてきた。
あー・・・面倒くさいなー、と思っていると、
「僕知ってまとぅよ〜」
と、俺の隣にいたセフナが先に口を開いた。
「新発売になる僕らの人形を作る会社の人で〜、チャニョリヒョンだけその人が担当なんでとぅよ〜」
スラスラと答えるセフナに驚く。
「な、なんでセフナ知ってんの？」
「マネから聞きましたー」
マネの奴、なんでもかんでも・・・。
それを聞いたベッキョンが名刺を見つめてから
「へぇ〜〜あ！なら、俺の人形もAさんに担当してもらえるのかな？」
「え？」
「だってチャニョリがいいなら、俺もいいでしょ？」
「なら、僕も・・・」とセフナが言い掛けて、
「「 いや、お前はいい！ 」」
着席のアナウンスが流れ始めて、ベッキョンは前に向き直ろうとした時に
「あ、ベッキョン、名刺返せよ〜」
「あぁ、んー」
ベッキョンから返してもらった名刺を眺める。
結局、1度も連絡できなかった。
まぁ、連絡する用事もなかったし。
名刺をまた手帳に閉まって、窓の外へと視線を移した。
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にいな(プロフ) - と、とても面白いです〜（ ; ; ） 二章も楽しみにしてます！頑張ってください。 (2017年2月28日 17時) (
レス) id: c23700d7a7 (このIDを非表示/違反報告)
めん(プロフ) - ペコさん» 日課に・・・！嬉しいです(><)！今後は更新速度が遅くはなりますが、楽しみにしていただけるよう頑張ります！ (2017年2月28日 16時) (レス) id: 52417d9b0d (このIDを非表示/違反報告)
めん(プロフ) - まるさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りです！ (2017年2月28日 16時) (レス) id: 52417d9b0d (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - こんばんは！仕事から帰ってきて更新されてるかなって見るのが日課になってました！チャニョルにキュンキュンしちゃいました(*^^*)ベクペンなんですが、ついついハマって読んでしまってます！ (2017年2月28日 1時) (レス) id: d2f2d687fb (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 毎日楽しみに待っています、無理せずに更新よろしくお願いします。 ホントに面白くてドキドキです。 (2017年2月27日 22時) (レス) id: efad14a470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2017年2月10日 3時
