秘密 ページ29
ベッキョンSide.
風呂から出て、コーラを飲む。この時間がすごい好きだ。
「くうーやっぱり、風呂上りはコーラに限るぅっー！」
そう言うと、チャニョルが「ベッキョン、さっき携帯鳴ってたよ」と言う。
「えっ！まじか！」
もしかして、Aかな〜♪すぐさまチャットの画面を立ち上げる。
やっぱりAからだっ。
へへっ。・・・にしても、なんだよこの素っ気ない文は。
やっぱり、すぐには仲良くなれないのかなぁ・・・
そう思いながら携帯をみていたら、
「なんでそんなに嬉しそうなんだよ？一体誰から？」
と、チャニョルが笑いながら聞いてきた。
「えっ！？俺、嬉しそう？へへっ、何にもないよ〜」
チャニョリにバレたら、茶化されそうだし・・・Aのことは、黙っとこ。
にしても、俺そんなに顔ニヤけてたのか・・恥かしっ、気をつけよ。
「なんだよ〜俺ら友達だろ〜？」
チャニョルがまた聞いてくる。
顔は笑っているのに、なんか圧を感じるような・・・。
「な、何にもないよ、チャニョリの勘違いだって！」と言って、慌てて廊下に出る。
「ふぅー・・・返事しなくちゃ」
そして、チャットの画面を立ち上げようとした時、携帯が鳴った。
画面をしばらく見つめた後、通話ボタンに触れ、携帯を耳に当てる。
「・・・もしもし」
『ベッキョン？やっと出てくれたぁ』
「何の用？何回も何回も」
『・・話したいことがあるの』
彼女の声が少し震えたようだった。
「悪いけど、俺は話すことないよ・・・もう電話しないで」
『ま、待って！私のこと好きじゃないの？』
・・・笑わせるなよ。
「・・・好きだったよ、ソヒのこと。だけど、もう俺たち終わっただろ」
そう言うなり俺は通話終了ボタンを押して、天井を眺める。
しばらくの間そうしていると、リビングの方からチャニョルの大きな声が聞こえて、ハッとする。
「な、なんだ？」
心配になって、リビングの方へ行こうとすると♪ポンっと携帯が鳴る。
みてみると、友達からのチャットだった。それで思い出す。
「あ！そういえばAに返事するんだったっ」
”もーなんだよそれー！！もっとなんかないのー？？”
そう送ると、すぐに既読がついた。
「えっ、はや！」
・・・まさか俺からのチャット待っててくれたのかな。
いやぁ、まさかね。でも、嬉しいな。
笑みがこぼれる。
”すみません、なんて送ればいいのか分からなくて”
彼女の困ってる様子がすぐに想像できて、またニヤけてしまう。
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にいな(プロフ) - と、とても面白いです〜（ ; ; ） 二章も楽しみにしてます！頑張ってください。 (2017年2月28日 17時) (
レス) id: c23700d7a7 (このIDを非表示/違反報告)
めん(プロフ) - ペコさん» 日課に・・・！嬉しいです(><)！今後は更新速度が遅くはなりますが、楽しみにしていただけるよう頑張ります！ (2017年2月28日 16時) (レス) id: 52417d9b0d (このIDを非表示/違反報告)
めん(プロフ) - まるさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りです！ (2017年2月28日 16時) (レス) id: 52417d9b0d (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - こんばんは！仕事から帰ってきて更新されてるかなって見るのが日課になってました！チャニョルにキュンキュンしちゃいました(*^^*)ベクペンなんですが、ついついハマって読んでしまってます！ (2017年2月28日 1時) (レス) id: d2f2d687fb (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 毎日楽しみに待っています、無理せずに更新よろしくお願いします。 ホントに面白くてドキドキです。 (2017年2月27日 22時) (レス) id: efad14a470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2017年2月10日 3時
