言いだしっぺ ページ19
ベッキョン Side.
「え、え〜〜〜！？」
「た、ただのお隣さんんっ！？」
チャニョリの部屋中に俺の声が響いた。
あれからチャニョリの部屋に戻り、説明を受けて、すべて俺の勘違いだったことに気づいた。
「ベッキョニヒョン、うるさいでとぅよ」
セフナがお気に入りのグミをのんきにほお張っている。
だっ、だって、つまり・・・
「俺、すごい失礼なことしちゃった・・・よね？」
「「 うん 」」
チャニョルとセフナが二人して俺をじーっと見てきた。
「だっ、だって！あの子、チャニョルのこと叩こうとしてたじゃんかっ！」
「・・・あ、あれは、俺が悪いから・・・」
そう言ってチャニョルは顔をそっぽに向けた。
叩かれるようなことって・・・
お前はどんなことしたんだよ！！？
「ベッキョニヒョンは〜、何も考えずにすぐ口に出しちゃいまとぅね〜」
「お、俺だって考えてから言ってるわっ！」
そう言うと、セフナは俺をじっと見て誇らしげに
「知ってまとぅか？？口は、”災いのもと”でとぅよ？」
・・・セフナからそんな言葉が出てくるなんて・・・ヒョン、嬉し・・・
いや、そうじゃない。
「ど、どうしよう。謝りに行くべきだよな」
落ち着いていられず、俺は立ち上がろうとした。
だけど、チャニョルはそれを制するように
「いや、いいよ。もう関わることなんてないし、ベッキョンが謝りに行く必要なんてない」
チャニョルの意外にも冷たい言葉にセフナと二人で顔を見合わせる。
俺は、「う、うん・・」と答え、座り直した。
どうしたんだ、こいつ。
・
・
・
21：00
チャニョリの家に来て、何時間経ったのか分からない。
お菓子を食べたり、ゲームをしたりして、久しぶりの休日を楽しんだ。
「もーなんでチャニョルの冷蔵庫空っぽなんだよー！」
俺は、寂しい冷蔵庫の中を見ながら言った。
「だって、ほとんど家にいないし、仕方ないだろー」
チャニョルがゲームをしながら大声で言う。
「おい、誰かコンビニに買い出しに行けよ〜」と、TVの方に向かうなり言った。
「じゃあ、じゃんけんしまとぅか」
「「「 カウィ バウィ ボッ ！！ 」」」
・
・
・
ひゅーっと風が吹く夜道を一人でトボトボと歩く。
「はあぁ〜、なんでこうなるかね」
結局、言いだしっぺが負けるんだな、そうなるんだな。
すっげー辛いもの買ってきてやろ〜。
そんなことを考えながら歩いていたら、反対の歩道に彼女を見かけた。
「あ・・・、朝の・・・」
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にいな(プロフ) - と、とても面白いです〜（ ; ; ） 二章も楽しみにしてます！頑張ってください。 (2017年2月28日 17時) (
レス) id: c23700d7a7 (このIDを非表示/違反報告)
めん(プロフ) - ペコさん» 日課に・・・！嬉しいです(><)！今後は更新速度が遅くはなりますが、楽しみにしていただけるよう頑張ります！ (2017年2月28日 16時) (レス) id: 52417d9b0d (このIDを非表示/違反報告)
めん(プロフ) - まるさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りです！ (2017年2月28日 16時) (レス) id: 52417d9b0d (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - こんばんは！仕事から帰ってきて更新されてるかなって見るのが日課になってました！チャニョルにキュンキュンしちゃいました(*^^*)ベクペンなんですが、ついついハマって読んでしまってます！ (2017年2月28日 1時) (レス) id: d2f2d687fb (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 毎日楽しみに待っています、無理せずに更新よろしくお願いします。 ホントに面白くてドキドキです。 (2017年2月27日 22時) (レス) id: efad14a470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2017年2月10日 3時
