second love (ページ10)

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チャニョルが連れて来てくれたのは
叔父さんがやっているという居酒屋。

広々としてて私の好きな感じの雰囲気だった

CY「…はい、メニュー。
俺がおごるから好きなだけ頼んで」

「いや、学生にお金払わせるなんて」

CY「…なんだよそれ。…確かに学生だけど
同い年だろ。遠慮すんなって、な？」

「……、ほんとにいいの？」

CY「ん、こういう時は
素直に言う事聞いとけばいいの」

「ありがとう」

……チャニョル、成長したなぁ…(何様

前までは友達にばっかおごってもらってたのに
こんな事言うようになるんだな

何も変わってないとか思ってたけど
意外と変わってたんだ

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CY「…Aはさ、今何してんの」

「何してるって何が？」

CY「仕事」

「あー、仕事はね…」

……飲み続けて1時間。
私はあまり飲まないから1杯しか飲んでないけど
チャニョルはもう4杯目。

その割には全く酔ってなくて、相当強いんだなと思う

「…パン屋かな、」

CY「え、マジで。どこの？」

チャニョルが興味津々に聞いてくる

…すごい食い付き

「当ててみて」

CY「あ、分かった。E大の近くのオシャレなとこ」

「全然違う」

CY「…んー、俺のバイト先のカラオケの近く」

「まぁ、合ってるけど…
隣に大きなビルがある。なんの会社か分かんない」

CY「あー、そこか。
そのビルは旅行会社とか色々」

「大学生のくせに詳しいんだね」

CY「一般常識」

「そんなわけない」

CY「……あー。それよりA、全然食ってない」

「食べてるけど」

CY「いや、もっと食え」

チャニョルは私の口に
トッポギとチヂミを同時に入れてきた

「…っ、！」

CY「あはは、すげー顔」

マジで何してくれてんの
怒りたくても噛むのに必死で声が出せない。

CY「…さ、まだまだ飲むぞー」

「」

……どんだけ食う気だこの人…

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