second love (ページ13)

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チャニョルとの食事から1週間。
予想もしてない出来事が起きた

UJ「A、1人で大丈夫？」

「うん、気にせず楽しんできて」

UJ「ありがとう、お土産待ってなね」

私は手を振って姉の背中を見送った。

………どうしよう。
今日から3日間、仕事で姉がいません

家事全般は全部姉がやっていて自分では何もできない。
…とりあえずご飯はスーパーの惣菜とかかな
自分で作るなんて、怪我しそうだし考えられない

"誰かと一緒に食べるの久しぶりだったから"

"1日でもいいから早く俺の事好きになって"

その時、ふとチャニョルの顔と言葉が浮かんで
思いっ切り頭を横に振った

ないない、あの人とまた一緒に食事なんて。

だけど、1人って少しだけ寂しい気がする。

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仕事終わり、私は携帯を取り出して
無意識のうちにチャニョルとのトーク画面を開いていた
……何してんだ自分。先週ご飯食べたかばっかじゃん

しかも、自分から誘うとか何？
変に期待させてるようなもんじゃん
やめやめ。連絡なんて……

自分を説得して、大人しくスーパーの方向に歩き始めると

CY「A？」

背後から聞き慣れた声がした。
その声を無視して歩き続けると

CY「何で無視すんの」

チャニョルが私の隣に並んだ。

「…ここで何してんの」

CY「そんなの決まってんだろ
Aに会いに来た。それ以外にある？」

「……普通にあるでしょ」

CY「ないって。俺はAにしか会いに来ない」

「」

返事に困る。
こういう時、何て言えばいいんだ

CY「…ご飯食べた？」

「まだ」

CY「どっか食べいこう、と言いいたいところだけど
俺、今日はそこまで金持ってないんだよね」

「……そう、なら早く帰…」

CY「だからさ、俺が何か作る」

「え？」

CY「てことで、材料買ってAの家行こう」

「はぁ？何言って…」

CY「時間ないから早く行くぞ」

チャニョルは私の手を引いて走り出した。

……急に会ったと思えば今、なぜか走ってるし…

思えば、私は毎回彼のペースに流されている

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