楓士雄に助けられたい ページ5
「チッ なんだよテメェ!」
「殺 すぞオラ!」
目を強く瞑って立ち止まってると後ろで男達が殴られているのが見なくても伝わってくる
「オイテメェどこの誰だよ!殺されてえのか?!」
「鬼邪高3年、花岡楓士雄だ」
鬼邪高?確か…マドカの…
目を開けてゆっくり体ごと後ろに向けると数人の男をあっという間に倒すオールバックの彼が。
楓「こんな所で下らねえ事してんじゃねえぞ。あ?なんだよ、まだ足りねえか?」
そう言うと怯んで逃げていく男達を見る視線が冷たいと思えばこっちを見た瞬間笑顔になって
楓「おう お前、大丈夫だったか?」
片手をポンっと肩に置いて視線を合わせる様に屈んでニコッと笑ってくれる楓士雄。
『はい…あの、ありがとうございます!』
楓「いや〜良いって事よ!ここら辺は危ないから気をつけて帰れよ?あ、俺暇だから送ってってや『すみません!時間が無いので失礼します!本当にありがとうございました!』」
(彼に見蕩れてる場合じゃない。今は時間が無いからとにかく急がないと!)
楓「えっ!!あっ!ちょっ…えー、行っちゃった…」
オールバックの彼に一礼して振り向く事なくトンネルを走り抜ける事に成功。
したけれど…彼が頭から離れない。えっと、名前なんだったっけ…
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りこ(プロフ) - この小説めっちゃ好きです。続き頑張ってください!待ってます🫶 (9月25日 1時) (レス) @page44 id: c4c1d5cc21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:びーなっつ | 作成日時:2023年3月3日 23時