誰に愛される？ (ページ32)

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今日の待ち合わせ場所は学校を出て近くの公園。

公園まで歩いて約5分ぐらいだからHRが終わって急いで向かえば多分大丈夫かな

きっと元彼は車で来るだろうし早く来そうだな…
無事に抜けれれば良いけど。

HR後

マ｢あんた大丈夫？なんか顔色悪いけど…｣

『だ、大丈夫だよ！緊張しすぎてるのかも笑』

マ｢んー…そっか！楽しんでこいよ！｣

『ありがとうドカ！』
マ｢だからさあ…｣

急いで上履きを履き替えて校門を出た。
『見た感じ居なそう。これならいける…！』

彼｢A？｣

しまった。
油断してた。角を曲がった所に車を停めて外で待っていた元彼。

『…な、何？悪いけど私は貴方と話す事なんてもう無いから』

彼｢そう言わずに聞けよA、あの時は本当に悪かった｣

『もう大丈夫だから、気にしてもないし貴方の事を考える事も無いからさ』

彼｢じゃあどうして俺の連絡先は消してなかったの？既読付けてくれたよね？｣

だから消すの忘れただけだって…なんで急にこうやって来るかなあ…

『それは忘れてただけ、言ったでしょ？もう貴方の事は気にしてないって。だから連絡先も』

彼｢そんな冷たい事言うなよ。なあ？A、俺はあの後もずっとAの事ばっか考えてたんだけど｣

『私今好きな人が居るの。これで良い？貴方とは二度と関わりたくないしもう連絡先も消すから貴方も消して。さよなら』

彼｢はあ？ふざけんじゃねえよ！俺はずっとお前の事考えてたって言うのによ！だったら力ずくでもお前を連れてくぞ｣

私の腕を掴んで車のドアを開けようとする元彼。

『は？何言ってんの？辞めて！離して！』

彼｢良いから黙れ！｣

｢おい｣