誰に愛される？ (ページ18)

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『…っていう感じなんだけど…。早く会いたいな…』

マ｢なるほどね〜って、完全に恋する乙女って訳ね｣

『はい…』

唯｢遂にA先輩にも春が訪れましたね｣

『そうだね…久々の春が訪れてくれたみたい …けど、どうやったらまた会えるかなあ。てか彼女とか居るのかな？』

マ｢あー彼女ね〜そこまでは分からないし、聞き難いのもあるよね。取り敢えずはまた会う事が大事ね｣

唯｢学校…行ってみるとか？｣

マ｢唯あんた案外大胆なのね〜笑｣

唯｢行動、あるのみです笑｣

『学校、か… いっぱいヤンキーとかが出てくるのかな、でも逆になんで学校知ってるんだとかってならないかな？』

マ｢行く気満々だし笑｣

唯｢この地域なら、そういう人達の集まる学校って限られてるから大丈夫かも…｣

『確かに言われてみればそうだね、学校の近くで偶然装うかな…ん、これストーカー？』

マ・唯｢んー…｣

あーもう！どうしたらいいんだろう。どうすればまたあの彼に会える？もうずっと彼の事が気になってる…
完全に恋してる。

━━━━━━━━━━3日後━━━━━━━━━━━

マ｢あ、あんた今日部活休みだっけ？｣

『うん！今日は休ませてもらいます！明日からまた出るね』

マ｢はいはい、待ってるから今日はゆっくりしてきなね｣

『ありがとうドカ！』

マ｢まどかだっつってんだろ｣

そう。今日部活を休んだのは大好きだった祖母の命日だから1人で墓参りをしてから少し高い所にある神社にあるベンチでそこからの景色を見るという為。

毎年これをやっていて、景色を見ながら考え事をしたり、そこで少し読書をしたり音楽を聴いたり。

こういう時間が案外好きだったりする

祖母の墓参りを終えて神社の階段を登っていつものベンチに座り景色を見る。

『やっぱり良い景色だな〜』

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筆者から

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