誰に愛される？ (ページ2)

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『ドカおはよ〜』
マ｢あらAおはよ〜…って、ドカじゃないマ・ド・カだっつってんだろ！何回言えば…｣
『はいはいマドカちゃん』
｢…全くあんたも相変わらずね〜｣

毎朝ここから始まるお決まりのやり取りも、授業を受けて部活をして帰宅してっていう平凡な日々に対して文句は無いしこの平凡こそが幸せな事も分かっている。
けれど…強いて言うのなら少しでも刺激が…いや、新しい何かが欲しい。

そんな事を思いながら過ごしていると気付けばお昼でいつものマドカ、唯の3人で昼食の時間に。

唯｢この間、彼氏とデートしてきたんですけどすっごく楽しくて…やっぱり久々に会えたってのも嬉しくて…｣
マ｢あら〜それはそれはお幸せそうで何より〜って惚気かよ｣
唯｢そういうマドカ先輩だって彼氏さんとの話よくするじゃないですか〜｣
マ｢あ、まあ…｣ってニコニコしながら束ねてる髪を両手で撫でてるマドカの手が止まり｢それで、あんたはなーにさっきから黙ってるのよ、なんか無いわけ？｣
『んー…今の所は何も…』
マ｢あんたそんなに可愛くて綺麗なんだからすぐに出来るって｣
唯｢そうですよ、A先輩なら大丈夫です｣

これだ。