サネカズラ〜再会〜((レペゼン地球))

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目を覚ますと

外はもう真っ暗で

時計を見ると針は19時を指していた。



明日も仕事が休みという事もあり

今日は夜更かし可能だ。



とりあえず今日買ってきた食材で

オカズを作り置きしておこう。









___ピンポーン



数品作り終えた時

インターホンが鳴った。





『何か宅配便なんて頼んでたっけ？』





そう呟きながらモニターを確認すると

ニコニコと笑顔を浮かべる脇が立っていた。





『どうしたの？』



脇
「明日仕事？」



『ううん、休みだけど。』





私がそう答えると

ホッとした顔で

両手に持っていた袋を持ち上げた。





脇
「親睦を兼ねて一緒に飲まん？」





大きな袋の中身は

どうやらお酒らしい。



断る理由も無いので

どーぞ、と

部屋の中へ脇を招き入れた。





脇
「てかばりいい匂いするっちゃけど。」



『作り置きしとこうと思って、色々作ってたんだよね。』



脇
「うわ、ばり美味そう。」



『つまみになるかわからないけど食べる？』



脇
「よかと？！」



『ん、いいよ。今持ってくから、適当に座って待ってて。』



脇
「嬉しすぎ。手料理とかまじ久々。」





脇はそう言いながら

持ってきたお酒をテーブルの上へ並べ始めた。





『飲まないやつ冷蔵庫入れといていいよ。』



脇
「勝手に開けて平気と？」



『大丈夫よ〜。』



脇
「最初ビールでいい？」





いいよ、と返事をすると

ほーい、と言いながら

律儀にもう一度お酒を袋へ入れ、

冷蔵庫の中へ一本ずつお酒を並べ始める。





脇
「これ持ってく。」



『ありがと。』





そういえば、脇も博多弁。

絃歩と脇は福岡からの仲なのかな？



高校での先輩、後輩

だったり？



まぁ、

どうだっていいんだけど。





テーブルの上へ料理も並べ、

プシュッと音を立てながらビールを開ける。





脇
「『かんぱーい。』」





さて、

今日は夜更かし決定です。









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