第三話 ページ13
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時刻は0時を過ぎ、
気付けば脇は酔い潰れていて
今では気持ち良さそうに
スヤスヤと寝息を立てている。
かなり酔いの回っている私と
アルコールを摂取していない絃歩。
ふぉい
「元彼の事、忘れられんと？」
『んー…そういう事になるのかな。』
先程の元彼の話が
気になっていたのだろう。
脇が寝ているのを確認すると
そんな質問をしてきた。
ふぉい
「Aは嘘とか好きじゃなさそうやけん、正直に話すけど、俺も女遊びは今までたくさんしてきた。」
『まぁ、さっきの話的にそんな感じはしてたけど。』
ふぉい
「でも俺、Aん事まじで本気やけん。何かこう口では言い表せんけど、ビビってきた。」
『…ありがと。』
ふぉい
「そいつん事忘れさせて絶対振り向かせて見せるけん、覚悟しとけ。」
そう言いながら、
何やらスマホをいじりだす絃歩。
しばらくすると
ほら、と言いながら
私に自分のスマホを差し出した。
『ん？』
ふぉい
「セ フレとか、そういうん全部消した。」
どうやら、
女友達や仕事で関わる女の人
それ以外の女の子の連絡先を
全て削除したらしい。
彼なりの決意表明らしい。
『私、絃歩とは付き合えないよ？』
ふぉい
「まだわからんやろ。俺は諦めんけんな。」
私を好きだと
真っ直ぐに伝えてくれる絃歩。
その気持ちが嬉しくもあり、
気持ちに応えられない事に申し訳なく思った。
.
終わり
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るい - めっちゃ楽しみです！投稿待ってまーす！＾＾ (2019年10月22日 20時) (
レス) id: b6827fbee8 (このIDを非表示/違反報告)
おその。(プロフ) - サナさん» コメントありがとうございます。嬉しいお言葉、励みになります。気まぐれ更新になりますが応援よろしくお願いします。 (2019年10月3日 21時) (レス) id: c0294fc290 (このIDを非表示/違反報告)
おその。(プロフ) - kg19nmさん» 応援ほんと励みになります。脇くん遂に登場しました。これからも楽しんで読んで頂ければ嬉しいです。 (2019年10月3日 21時) (レス) id: c0294fc290 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 凄く面白いです!更新頑張って下さい!! (2019年10月2日 1時) (レス) id: a4c43c4849 (このIDを非表示/違反報告)
kg19nm(プロフ) - おその。さん» もう、最高です、まじで応援しまくりますね！楽しみにしてます！！ (2019年10月2日 0時) (レス) id: d49f66f5b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おその。 | 作成日時：2019年9月28日 15時
