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それからAが目を覚ましたのは数時間経ってからだった。
A
「えっ…うち、死ぬん？」
A母
「3日おきに1個でよかけん、こん薬飲んでほしいの。そしたらAは助かるんよ。」
A父
「飲むん忘れちゃダメやけんな。薬飲む以外は今までと何も変わりはないけん。」
A
「う、うん。」
まだA自身、自分が病気だということを受け入れることが出来ないのかよくわからない顔をしている。
正直俺だって、まだ受け入れたわけじゃない。
けどどうあがいてもこれが現実だ。
ふぉい
「これ飲んどりゃ死なんけん。お前はいつも通り過ごしとりゃいいっちゃん。」
A
「病気のうちでも好きでいてくれると？」
ふぉい
「何当たり前んこと言いよーっちゃん。アホかお前は。」
A
「ありがとう、絃歩。」
薬を飲むたびに記憶が1つなくなることは、Aには言わなかった。
Aんことやけん飲みたくないって言うかもしれんけん。
だからこの事は俺とAの両親と3人だけの秘密。
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ゆゆの。 - 泣けますね…こんなに泣いたの久しぶりです… (2019年3月31日 14時) (
レス) id: a00d688677 (このIDを非表示/違反報告)
hinafx2240(プロフ) - 学校の保健室で泣いてしまいましたw (2019年3月4日 12時) (レス) id: 1ebc0d4732 (このIDを非表示/違反報告)
ゆのん(プロフ) - 涙止まらなかったです、素敵な作品をありがとうございました！ (2018年11月20日 1時) (レス) id: cda7376892 (このIDを非表示/違反報告)
りかこ(プロフ) - めっちゃ泣きました！！ (2018年11月11日 13時) (レス) id: 118f48ce9a (このIDを非表示/違反報告)
おその。(プロフ) - ちーはさん» コメントありがとうございます！そんな風に言っていただけるなんて…本当に嬉しいです！別の作品でもそう思ってもらえるよう引き続き努力してまいります。 (2018年11月2日 23時) (レス) id: c0294fc290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おその。 | 作成日時：2018年8月27日 13時
