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そして次はJ-HOPEさん。
最初の頃から何かと髪を触ってくるから、可愛がられてるんだなウフフとか思ってた。
けれど、本当は、
「Aちゃん…」
「えー…やめてくれません?」
「この髪、本当に最高…」
「いや、まじで、頬ずりしないでくれません?」
私の髪が好きらしい。
洗濯物を畳む私の髪を一房とって、指通りを確認すると彼はそれを頬に当ててニコニコしていた。
正直、髪を褒められるのは純粋に嬉しいけれど。
頬ずりしたり、時には一本無理矢理に引っ張って部屋に持っていったりするもんだから、困るしかない。
一本抜いたやつ、一体何に使ってんだろ。
「Aちゃんにね、お願いがあるんだけど」
「なんですか?」
「いつか…、いつかでいいんだけど…」
「はあ?」
「その髪で抜いていい…??」
キャーッ言っちゃった、と、女子みたいな感じで顔を覆ってそう言った彼。
抜いていいとはなんだろうか。
ふと考えるために視線を下ろすと、ちょうど彼の股あたりが、
すごく、すごーく、強調なさっていた。
「……まじかよ…」
「だめかな?」
コテンと頭をかしげて可愛く言うけれど、言ってることは異常というか、なんというか。
無理です。
絶対に嫌です。
NOと彼の手から逃げるように立ち上がると、今にも泣きそうな表情へと変わった。
いや、なんで私が悪者みたいになってんだ。
おかしいだろ?
髪で抜くってなんだよ
むしろ、どうやるんだよ??
「んー…まだ一本で我慢するかぁ」
と、彼はわかりにくい爆弾発言を落とすと、私の髪をまた撫でてくる。
いつも抜いていた一本の髪で、抜いている。
という解釈だと捉える。
いやもう絶対そうだろ。
こいつもやべえ。
ぐっと声に出そうになった言葉を抑え、少し寒気のするまま彼に撫でられ続けるのだった。
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s - さいっこー‼︎ (2022年3月11日 22時) (
レス) @page19 id: 084c1552d5 (このIDを非表示/違反報告)
コペルニクス(プロフ) - あー！もう好きです！何回も読み返してしまいました❤️応援してます😊 (2022年3月5日 23時) (レス) @page19 id: 2317c4d558 (このIDを非表示/違反報告)
nanakonanako062(プロフ) - 続き楽しみにしてます ^^ (2019年10月14日 7時) (レス) id: 0ed0c91eab (このIDを非表示/違反報告)
あおい - 続き楽しみにしてます！ (2019年10月5日 17時) (レス) id: 8deb330fcb (このIDを非表示/違反報告)
watanuki - なんかの子お話ネタ系も入っててすごい好きです笑笑えちえちしてますしね！(え)応援してます！ (2019年9月30日 6時) (レス) id: 52141f64f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃんり | 作成日時：2019年9月28日 16時
