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始まりはこんな感じで変な人が何人かいた。
それは間違いではなかったけれど、
何人か、じゃなく、
全員、変な人。
いや、
変態だった。
まず一人目を紹介しよう。
料理を作っている私の隣に立つのは、なぜかそわそわしているRMさんである。
「邪魔なんですけど…」
「何か手伝おうかなって…」
「あなたが手伝ったら余計遅くなるんで、向こう行っててください」
「でも…」
「……い"っ」
言わんこっちゃない。
うろちょろする彼に気を取られ、ちょっと目を話した瞬間に指を切ってしまった。
ここに来て、二度目の指切り。
そして、やばい、と思った瞬間にはもう遅かった。
切ってしまった手を持ち上げられ、彼はなんの躊躇をすることなくそれを口に入れる。
指から伝わる、ぬるりとした感覚が気持ち悪い。
「RMさん…!!!」
「らいしょうふ…?」
「逆に痛えよ…!!!」
じんわりしみる感じに眉間を寄せるが、彼は指を離すことはない。
無理にでも引っ張って抜こうとしても、幾分力が強くてびくともしなかった。
目を閉じて私の指を舌を絡めて舐めるその姿。
まさに、変態。
ぞわぞわとそれが終わるのを待ち続けるが、いくら経っても終わらない。
一度目に指を切ったときも、彼は有無を言わさず私の切った指を口に含み、
尚かつ、下腹部を強調させていた。
いや、今もだったわ。
「そろそろ離してくださいよ…」
「…っ、つい…」
「照れても可愛くないわ」
「ごめんね」
そう言いつつもまだ私の手を離さず、指を絡めて握ってくるのはなんでだ。
この人何やってんの。
私の仕事やらせろよ。
ちょっとイライラして、
ぎゅううううっと、自分の出せる力の目一杯を握力に詰め込む。
すると、
「…はっ」
一瞬にして恍惚の表情を浮かべ、そっと私の手を両手で包むと、
「もっと強く…」
と、嘆願された。
なんでそうなる。
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s - さいっこー‼︎ (2022年3月11日 22時) (
レス) @page19 id: 084c1552d5 (このIDを非表示/違反報告)
コペルニクス(プロフ) - あー！もう好きです！何回も読み返してしまいました❤️応援してます😊 (2022年3月5日 23時) (レス) @page19 id: 2317c4d558 (このIDを非表示/違反報告)
nanakonanako062(プロフ) - 続き楽しみにしてます ^^ (2019年10月14日 7時) (レス) id: 0ed0c91eab (このIDを非表示/違反報告)
あおい - 続き楽しみにしてます！ (2019年10月5日 17時) (レス) id: 8deb330fcb (このIDを非表示/違反報告)
watanuki - なんかの子お話ネタ系も入っててすごい好きです笑笑えちえちしてますしね！(え)応援してます！ (2019年9月30日 6時) (レス) id: 52141f64f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃんり | 作成日時：2019年9月28日 16時
