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理想と現実を叩きつけられた感覚に脱力していると、そんなVさんを押しのけてニコッと笑いかけてくるのが
「テヒョンがごめんね??
悪気はないから…」
「…いえ、大丈夫です」
「ありがとう。僕はジミン。よろしくねー」
人懐っこい笑顔を浮かべて私と握手を交わすジミンさんは、なんだかテレビで見てる時と同じ感じの人だった。
少しホッとしながら最後の一人に見を向けると、スッと視線をそらされる。
これは、嫌われてるな!!
何もしてないけどね、私は!!!
「シュガヒョン、挨拶しないとー」
「あー…シュガです」
「ごめんね!ちょっと照れ屋で!!」
「私も、人見知りなんでわかります…」
視線を逸したまま挨拶をするシュガさんをフォローするように、J-HOPEさんがニコニコと声をかけてくれる。
いい人だな、J-HOPEさんは。
しみじみそう思いながら、床においていた荷物を持ち上げると、さっと横に立ったRMさんがいくつか荷物を持ってくれた。
おおおおお紳士。
紳士がいるここにも。
感動しながら、ありがとうございますと言うと、彼は少し照れくさそうに笑った。
「部屋はここを使ってください。
お風呂とかトイレは共同なので、被らないようにしましょう」
「ああ…すいません。お手間を…」
「これからよろしくお願いします」
「あああああそんな!!私の方こそお願いします!!!」
部屋に案内してくれたRMさんが頭を下げたので、私はその倍ほど頭を下げる。
いい人すぎるだろ!!
なんて感動しながら、部屋を出ていったRMさんを見送り、私は部屋のタンスに服をしまっていく。
いや、まさか、住み込み先がBTSの宿舎とは誰も夢にも思うまい。
何人かにちょっと嫌われてる感はあるけれど、まあ家政婦、しかも女だから仕方ない。
いやあ〜…もしメンバーの誰かとそういう関係になっちゃったりして???
ハッスルしちゃったりして???
なんて真っピンクな事を考えていた。
そんな昔の私が恥ずかしい。
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s - さいっこー‼︎ (2022年3月11日 22時) (
レス) @page19 id: 084c1552d5 (このIDを非表示/違反報告)
コペルニクス(プロフ) - あー！もう好きです！何回も読み返してしまいました❤️応援してます😊 (2022年3月5日 23時) (レス) @page19 id: 2317c4d558 (このIDを非表示/違反報告)
nanakonanako062(プロフ) - 続き楽しみにしてます ^^ (2019年10月14日 7時) (レス) id: 0ed0c91eab (このIDを非表示/違反報告)
あおい - 続き楽しみにしてます！ (2019年10月5日 17時) (レス) id: 8deb330fcb (このIDを非表示/違反報告)
watanuki - なんかの子お話ネタ系も入っててすごい好きです笑笑えちえちしてますしね！(え)応援してます！ (2019年9月30日 6時) (レス) id: 52141f64f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃんり | 作成日時：2019年9月28日 16時
