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高校三年生にもなれば、学校生活が気楽だ。
先輩の目を気にする必要もないし、最上級生って自由度が高い気がする。
最後のクラスは、ハニとユリと一緒になった。
私は文系だから、理系のジス君とジフンとは離れちゃったけど、
最初の席から私の隣に座るハニがいて、このクラスも絶対楽しくなるって確信した。
出会った頃は悪魔のイメージしかなかったハニだけど、もうすっかり仲良くなった。
学校帰りはたまに遊んだりするし、毎日話す仲だった。
ユリからは、「あんなイケメン二人と普通に話せるあんたすごいわ」って言われたけど、
私の家にはあの二人に匹敵するイケメンがいるんだもん。そりゃイケメンに免疫つくよ。
――ジュンといえば、入学早々また話題になっていた。
確か中学校の時も同じことがあったなぁ、デジャヴ。
それも、ジュンに限らず、ウォヌとスニョンまで男前に成長するものだから。あの三人は入学してからずっと注目を浴びている。
ジュンの周りの女の子はジュンにキャーキャーしてるから、あんまり見たくなかった。
女の子に囲まれるジュンとか、絶対見たくないもん。嫉妬でおかしくなっちゃう。
高校に入れどジュンのことしか考えないなあ私、って思ってると、目の前にハニの顔が入ってビック
リする。
「うわハニ。びっくりした」
「何ぼーっとしてんだよ。次係決めだぞ」
「うわぁ、忘れてた。」
出来るだけ楽な係になりたいなぁ。なんて思ってたらハニが満面の笑みでこっちを見てる。
「俺的には学祭のフードテラス委員会が一番楽だと思うの」
「うーん、確かに」
「男一人。女一人の計二名だけど…ってことは？」
「……天下のハニ様がいれば心強いです」
ハニってこう見えて仕事とかしっかりやるタイプだからなぁ。
絶対いろいろやってくれるはず。
その後の係決めで勢いよく手を挙げた私たちに対して、委員長がびっくりしてたけど。
ハニの顔面の圧力(誉め言葉)によって、私たちは無事、フードテラス委員会になれた。
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名無し26313号(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。ジュンと主人公の反応とかが可愛くて今後の展開が楽しみです！更新頑張ってください。 (2020年3月28日 21時) (
レス) id: 40840743fa (このIDを非表示/違反報告)
モノトーン - とっても面白くて可愛くてこのお話大好きです！！更新応援してますね！ (2020年3月28日 20時) (レス) id: ec5d80a5b4 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 面白いです！今後も更新楽しみにしてます！ (2020年3月27日 19時) (レス) id: 084d5d2c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルの最中
| 作成日時：2020年3月24日 22時
