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「わっジュン…どうしたの？」
腰にまわるジュンの逞しい腕に、体が反応してしまう。
ジュンの身体と、私の身体が、隙間無く密着して、
ドキドキを超えて変な気分になった。
急にジュンのこと、男の人として見ちゃう。
…てか、私の胸ジュンにあたってるし！恥ずかしい！
ジュンは何とも思っていないんだろうな、もう、人の気も知らないで。
今までならいくらでもハグできていたのに、
今となっては心臓がバクバクして、おかしくなりそう。
「……姉ちゃん、心臓めっちゃドクドクしてるよ？」
「ふえっ！？そ、そうかな」
ジュンの声が耳元でして、さらに顔が熱くなる。
もう、どうしよう、とりあえず離してほしい。
ジュンの抱きしめる力が強くて、ジュンの身体を押そうとしてもビクともしなかった。
そんなことをしてると、ジュンの片足が私の太ももの間に入って、背中が壁に軽く当たった、
「…じゅん？」
そのままジュンは、私を壁に押し付けるようにして、じーっと私の目を見つめた。
何を考えてるか分からないジュンの目に、ドキドキしておかしくなりそうで。
もう、限界 そう思って目をぎゅっと閉じた瞬間、ほっぺたに温かい感触が伝わった。
「……へ」
頬にキスされた、って理解したのはすぐだった。
顔に熱が高まる。ジュンを直視できない、それどころじゃない。
「も、もうジュン！からかわないで！」
「っはは、ごめんごめん」
ようやく解放された時を見計らって、逃げるようにして洗面所から出た。
あのままあそこにいたら、どうなっていたか分からない。
頬を押さえると、心臓が高鳴るのを感じる。
まだリンゴみたいに顔が真っ赤のまま、家から出た。
「……あーもう、可愛すぎる。」
ジュンがそんなことを言っていたとは知らずに、
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名無し26313号(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。ジュンと主人公の反応とかが可愛くて今後の展開が楽しみです！更新頑張ってください。 (2020年3月28日 21時) (
レス) id: 40840743fa (このIDを非表示/違反報告)
モノトーン - とっても面白くて可愛くてこのお話大好きです！！更新応援してますね！ (2020年3月28日 20時) (レス) id: ec5d80a5b4 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 面白いです！今後も更新楽しみにしてます！ (2020年3月27日 19時) (レス) id: 084d5d2c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルの最中
| 作成日時：2020年3月24日 22時
