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ジュン side
中学二年の夏休みも終わり、受験勉強に本腰を入れ始めた。
目指すのはＡ高。姉ちゃんと同じところだ。
結構レベルが高くて、今の自分の学力ならいけるだろうけど、油断は出来ない。
……そして、驚いたことにウォヌもＡ高志望だったらしい。
ウォヌって確か頭良かったよな、いつもはぼーっとしてるし、授業中寝てるけど。
ウォヌとＡ高を目指していることをスニョンに伝えた次の日
「俺もＡ高行く！皆と離れたくない！」なんて言いに来てさらに驚いた。
正直スニョンは成績は……思わしくなくて、どうなることか、なんて思ってたけど
どんどん成績も伸びて、気が付けば僕より数学の点数が良かったテストもあったっけ。
――そして、月日は流れて中三の冬。
「……ジュン。どうだった？」
「ウォヌ！僕は、受かったよ。ウォヌは？」
雪が少しだけ降る、そんな寒い日に
合格発表の日が来た。
ウォヌは、僕の目をじっと見つめて
「俺も受かったよ」
っていうから思わずウォヌに飛びついた。
また3年間ウォヌと一緒に居れることが嬉しくてたまらない。
……問題は。
僕たちよりも前の方に立っている、スニョンだった。
もし、スニョンだけ駄目だったらどうしよう。
あんなに頑張っていたんだから、お願い神様。
スニョンと、同じ高校に行きたい。
「……ジュン、ウォヌ。」
暫くして、真剣な顔をしたスニョンがこっちに来た。
少しだけ暗い顔で、泣きそうになってる。
……スニョン。もしかして、
駄目だったのかななんて思ったとき。
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名無し26313号(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。ジュンと主人公の反応とかが可愛くて今後の展開が楽しみです！更新頑張ってください。 (2020年3月28日 21時) (
レス) id: 40840743fa (このIDを非表示/違反報告)
モノトーン - とっても面白くて可愛くてこのお話大好きです！！更新応援してますね！ (2020年3月28日 20時) (レス) id: ec5d80a5b4 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 面白いです！今後も更新楽しみにしてます！ (2020年3月27日 19時) (レス) id: 084d5d2c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルの最中
| 作成日時：2020年3月24日 22時
