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A side
うちのクラスの江戸喫茶はだいぶ人気みたいで、お昼頃からやっと自由時間に入れた。
「A！はやくいこ！」
「ユリ、おそくなってごめんね。行こっか！」
ユリと一緒に、他のクラスも見て回ることにした。
そういえば、ジュン達も今頃楽しんでるかな。
……ジュンに、女友達がいるって初耳だった。
ミアちゃんだったっけ、黒髪ショートの美人な子。
まさか、付き合ってたり……なんて不安になっちゃったのは秘密。
そんなことを思いながら廊下を歩いてると、急に黄色い歓声が聞こえてきた。
「っA！あれ！」
ユリに肩を叩かれて前を向くと、黄色い歓声の原因である黒スーツの二人が目に入る。
ジョシュア君とジョンハン君は、いつもとは違う髪型で格好良かった。
いつも可愛らしさもある二人なのに、今日は大人っぽくて、色気があるというか。
二人が通る道をみんな開けていくようで、私たちも廊下の端の方に寄った。
「３組、ホストやってま〜す！」
「いかがですか〜？」
二人とも客引きをしてるみたい。
ニコニコ笑いながら歩いている姿に、思わず目を惹かれた。
「……アイドルみたい。」
「ほんとね…あ、こっちくる！」
私たちの前を二人が通り過ぎるとき、ジョシュア君とバチッと目が合った気がした。
その瞬間、ニッコリと笑うジョシュア君に、ドキッとしてしまった。
けれど、
「…キャー！！！ジョシュア君と目合っちゃった！」
私の後ろにいた女の子がそう叫んで、
あ、そっか。私にじゃないのか。なんて少しだけがっかりしちゃう。
……けど、学年一のイケメンを拝めただけで、良い気分だなぁ。
そんなことを思いながら、ユリと廊下を歩き出した。
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名無し26313号(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。ジュンと主人公の反応とかが可愛くて今後の展開が楽しみです！更新頑張ってください。 (2020年3月28日 21時) (
レス) id: 40840743fa (このIDを非表示/違反報告)
モノトーン - とっても面白くて可愛くてこのお話大好きです！！更新応援してますね！ (2020年3月28日 20時) (レス) id: ec5d80a5b4 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 面白いです！今後も更新楽しみにしてます！ (2020年3月27日 19時) (レス) id: 084d5d2c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルの最中
| 作成日時：2020年3月24日 22時
