虚言 ページ25
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「A、」
練習が始まり、少しずつ日にちは過ぎていった。
…トレーナーさん達に見せる中間発表まであと5日。
―――もう少し追い込みをかけたいところだ。
「…A！！！」
勢いよく呼ばれる名前に驚いてしまう。
いけない、ぼーっとして何も聞こえてなかった。
振り返るとそこには、心配した顔をしたスンヨニヒョンが立っていた。
「…ヒョン。どうかしました？」
「…どうかしましたじゃないでしょ」
ヒョンは長い前髪を鬱陶しそうに掻き上げて、僕をまっすぐ見つめる。
…射貫くような視線。少し恐怖を感じてしまった。
「…ヒョン、怒ってます？」
「…怒ってない。けど、最近のA痩せすぎて、心配になったの」
僕のほっぺたを両手でつかんで、「肉無さすぎ」って呟くヒョン。
…あぁ、本当に優しいヒョンだなぁ。
「…ちゃんと食べてます、大丈夫です」
見え見えのウソ。こんなのヒョンはお見通しみたいで
「おばか。食べてたらこんなにならないよ。はいほら、食堂いくよ」
「っでも！練習しなきゃ」
「いいから！！」
無理やり僕の腕を引っ張るヒョンは、やっぱりどこか怒ってるみたいで。
少し困りながらもヒョンについていくことにした。
ーーーーーーーーーー
＜作者から＞
2020/2/4 お気に入り登録者200人 ありがとうございます ♡
ストーリー的にまだまだ長くて、本当に終わる気がしません笑
最終的にはX1が解散した後のことまで書こうと思っていて
(どちらかというとそこからが本番みたいなもんで、このプデュの時間軸は前置きみたいなものなんです…笑)、
本当にこんな長くて読者の皆様疲れないかな？って心配になります(-"-)
気長に更新待っていただけたらありがたいです♡
ここまで読んで頂きありがとうございます〜〜〜今後ともよろしくお願いします!(^^)!
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ao_314(プロフ) - NCTの供給ありがとうございます！！！！！！！！！！ (2023年4月24日 16時) (
レス) @page34 id: 646af75665 (このIDを非表示/違反報告)
じょんも娘 - ヨハンだけ手抜きの下り笑いました (2020年3月19日 16時) (レス) id: ce6d783c61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルの最中
| 作成日時：2020年1月30日 21時
