番外編 イジニョク ページ20
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番外編ジニョクです〜。
誰を書こうか迷いましたが、作者の推しなので書かせていただきます( ;∀;)
ーーーーー
「ジニョクヒョン」
俺の名前を呼ぶ声が、可愛くて可愛くて
「なぁんだアァアアイ」
俺の頬は緩み、口角は上がり過ぎている。
…いや、なんで俺こんな気持ち悪いのよ。
―――その原因は、まぎれもなく九条Aだった。
彼と仲良くなった経緯…といえば、やはり彼の一連の凶悪事件だろう。
相棒であるウソクとともに、彼を労り、慰め、愛し、愛され…愛されまでは行ってないか。
正直なところ、傷ついている彼と接することで「ジニョクさん優しい！好き！」って思ってもらえたらいいな、なんて浅はかな考えもあったといえばあった。
しかしその浅はかは考えは意外にも的を得て、その日以降Aとの仲が深まった気がした。
そして今、宿舎のホールのソファで座っている俺のもとに、Aが座りに来たのである。
Aの登場は俺を自然と笑顔にする。
おっと落ちつけ俺。ここはスマホでも見て、「別に動じてませんよ」アピールしなきゃな。
なんせ俺はクールに見られたいから。
「ジニョクヒョン〜。」
「お？どうした？」
ぽすん と音がして、俺の肩にもたれかかってくる。
…………Aって、こんな甘えん坊だっけ…？
「A…ずいぶん甘えたがりだね」
「んー…ジニョクヒョンが好きだからですよ」
「ぶーーーーーっ」
やばい飲みかけのお茶吹き出しちゃった
「ヒョン、大丈夫ですか」
「あ、うん大丈夫。ごめん最近のどの調子悪くて」
わざとらしい嘘。
喉を押さえたって胸のドキドキは止まらないのに。
そんな俺のことを心配そうな顔で見つめるA。
…あぁもう、そんな可愛い顔するなって。
この子といると、俺の心臓は持ちそうにない。
俺の推しであるジヌとはまた違った可愛さをもっている。
そう…まるで、
彼女感 みたいな。
男の子相手に何考えてるんだ、なんて思って前を見ると、通り過ぎる練習生たちがこちらを羨ましそうに見ていた。
ふん、羨ましいだろ。だって俺好かれてるもん！！
「ジニョクヒョンが好き」だから！！！！お前らとは違うから！
気づかないうちにガンを飛ばしていたのか、練習生たちは足早に通り過ぎていった。
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ao_314(プロフ) - NCTの供給ありがとうございます！！！！！！！！！！ (2023年4月24日 16時) (
レス) @page34 id: 646af75665 (このIDを非表示/違反報告)
じょんも娘 - ヨハンだけ手抜きの下り笑いました (2020年3月19日 16時) (レス) id: ce6d783c61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルの最中
| 作成日時：2020年1月30日 21時
