愛情 ページ14
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本番後、僕の話を聞きつけたヒョン達が、僕の元へ全力疾走で向かってきた。
「何にも出来なくてごめん」
スンヨニヒョンも、ウソクヒョンも、ジニョクヒョンも、ヨハニヒョンも…
皆僕にそう謝った。
…本当は、今はヒョン達が傍にいてくれるだけで 嬉しいのにな。
スンヨニヒョンは僕の身体を心配してくれて、
ずっと「ケガしてない？痛くない？」って聞いてくれた。
僕が大丈夫だよって何度も言うのに、納得しなさそうな、すぐ泣き出しそうな顔で見てくるから、
僕より年下みたいで、少しだけ面白かった。
ウソクヒョンはずーっと、「アイツ許さない」ってぶつぶつ言ってて、
「アイツが刑務所から出てきたら俺がやっつけるから」なんて言って、強い目をしていた。
皆、僕を本気で心配してくれてるみたいで、本当に嬉しかった。
…きっと、あの時されたことはしばらく僕の心に残って
呪いのように僕にまとわりつくのだろう。
けど、ヒョン達や大切な仲間が傍にいてくれるって思ったら、安心したし、心強かった。
―――そして、
「Aっ！！！！」
僕のステージが終わって一番先に駆け付けてきたのはミンギュだった。
ミンギュは僕よりも泣いていて、まるで自分を責めるかのように、ずっと泣いていた。
泣かないでよ、ミンギュ。
ミンギュの歌素敵だったよ。
そう伝えても、
「俺の親友がこんな目に合って泣かないわけがない」
って言うばかりだった。
…ミンギュ、僕はミンギュが思ってるより大丈夫だよ。
気持ち悪くて、本当に死を直感したあの瞬間…、今でも鮮明に思い出せるけど、
…皆がいたら、きっと僕は乗り越えられるんだよ。
ミンギュの涙を拭ってあげると、少しびっくりしたように僕を見つめる。
…泣き顔もイケメンだなんて、ほんとうに卑怯だ。
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ao_314(プロフ) - NCTの供給ありがとうございます！！！！！！！！！！ (2023年4月24日 16時) (
レス) @page34 id: 646af75665 (このIDを非表示/違反報告)
じょんも娘 - ヨハンだけ手抜きの下り笑いました (2020年3月19日 16時) (レス) id: ce6d783c61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルの最中
| 作成日時：2020年1月30日 21時
