26.ユジンとマシュー ページ28
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(A サイド)
「おじゃまします……」
「あ、まだユジンもオッパもいないや。マシュー、適当にくつろいでていいからね」
「あぁ、うん」
マシューをリビングに案内してLINEを開くと、3件の通知がきていた。
１つ目はジウンオッパ。
『今日飲み会行って来るからオッパの分のご飯いらないよ。あんにょん』
「っ！よっしゃ！」思わずガッツポーズ。
オッパが居るといないじゃ、面倒くさいレベルが1と100くらい違うのだ。
今日に限ってツイている。神様、ありがとう。
もう１つ目はユジンから
『もうすぐ家着く〜！』これはついさっき届いたメッセージだ。
出来ればユジンもマシューと遭遇させたくなかったけど、まぁ仕方ない。
ジウンオッパよりまだ数倍マシ！
そして、最後はハンビン君から。
『Aちゃん、来週からの宿研会えるといいね』
……これは、後で返そう。
ふぅ、と高鳴った胸を落ち着かせる。心臓に悪いや。
「あ、マシュー。もうすぐ弟帰ってくるかも」
「ほんと？」
ユジンに「今日クラスの男友達も一緒に食べるね」とだけ送っておいた。
既読だけついて返事が来ないあたり不安になる……と思ってたら案の定、玄関が勢いよく開く音が聞こえる。
「っただいま！」
ドタバタと向かってくる音が聞こえた。
今日は、オッパがいない。ユジンだけ、ユジンだけ、大丈夫。
「姉ちゃん、友達ってどういう……」
ユジンは、リビングにいる私とマシューを交互に見て言葉を止める。
マシューはユジンに「あ、どうも。」とだけ挨拶を済ませていた。
「え、友達？」
「うん」
「……本当に？」
ギロリと、ユジンは私を睨む。
「友達だってば」
「……ふーん、まぁいいや」
ユジンは外面がいい。
「どうも。Aの弟のユジンです。」と、いつものヌナキラースマイルをぶっ飛ばすが目が笑っていない。
２人で握手をしているけど2人とも目が笑っていない。この2人意外と気合いそうなのに、と思うと少し残念だった。
「あぁヌナ、ヒョン帰ってくるって」
「は！？飲み会は！？」
「俺が告げ口したら飲み会行かないってさ。
もう直ぐ帰ってくるんじゃない」
「ユジンの……大ばか！！！」
「え！？」
最悪だ。想定外のことが起きてしまった。
あの兄の事だから何をしでかすか分からない。もう、本当にこの兄弟はどこまでもおかしい。
マシューは色々と察したように「Aって大変だね」と呟いていた。
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ヨルの最中(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！毎日の癒しと言って貰えて嬉しいです、、、 (2023年3月20日 10時) (
レス) id: 3ee7ed234a (このIDを非表示/違反報告)
なな - 初めまして！！ボイプラの夢小説が読みたくてこの小説に辿り着きました！毎日の癒しになってます！展開が読めなくてわくわくしています！更新楽しみにしております！！ (2023年3月17日 23時) (レス) @page50 id: 5c5df81be3 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルの最中(プロフ) - スヨンさん» ありがとうございます‼️ (2023年3月17日 11時) (レス) id: 3ee7ed234a (このIDを非表示/違反報告)
スヨン(プロフ) - ジャンハオ先輩の登場嬉しすぎます！！更新楽しみにしてます☺️ (2023年3月14日 1時) (レス) id: 39a7c5fd09 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルの最中(プロフ) - はにさん» 前作に引き続きコメントありがとうございます😻 (2023年3月7日 20時) (レス) id: 3ee7ed234a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルの最中
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Nightmonaka
作成日時：2023年3月4日 1時
