感謝 ページ29
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「…えー…まず、僕のことを応援してくださって、ありがとうございます。本当に感謝してます。
…えと、僕は日本人で、国籍も違うのに、こうやってたくさんの方から愛をいただいているということが凄く嬉しくて、凄くありがたいです。
…僕は、番組を通して、たくさんの練習生と仲良くなれました。
僕は、みんなに愛されているね、といわれますが、それは僕に魅力があるからじゃなくて、皆がすっごく優しい人たちばかりだからだと思います。
僕は、本当に練習生のみんなが大好きです。一緒に、デビューしたいし、
…一緒にいたいです。
…んー…あー…本当に幸せ者です。僕には高すぎる順位だと思って、今後も努力し続けます。
本当にありがとうございます」
涙を我慢してなんとかコメントを言い終わると、皆が拍手してくれる。
おめでとう、という声がちらほら聞こえてきて、本当にありがたくてずっと頭を下げていた。
「A練習生。」
「…はい！」
「A練習生はとても魅力的だと思いますよ。誰からも愛される、素晴らしい魅力を持っています。」
ドンウク代表が、優しい笑顔で僕を見つめてくれる。
「…そこで、誰からも愛される天使の愛嬌を、見せてくれませんか？」
「え、ええ？！」
急に愛嬌をしろと言われると、何をやっていいかわかんないなぁ。
こういう時、何やればいいんだろう…。
まだドキドキしている胸を何とか押さえつけて、代表を見る。
「僕のもとに、A練習生の愛嬌が見たいという声がたくさん届いてます」
「んー…え〜うーん。あ！じゃあドンピョのやつやります」
いつもドンピョがやってるやつをちょっと真似しよう。
だって僕、愛嬌それしか知らないし！
そう思って、見様見真似でドンピョのモノマネの愛嬌をすると、練習生からたくさんの歓声や悲鳴が聞こえてきた。
「はは、すっごい人気ですね。A練習生、素晴らしい愛嬌でしたよ」
わ、なんか照れ臭いなこれ。
まだ鳴りやまない歓声の中、僕は20位の席へと階段を駆け上っていった。
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じょんも娘 - ヲタ化した父親で吹きましたwwwwww (2020年3月19日 15時) (
レス) id: ce6d783c61 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル37(プロフ) - カナル式さん» コメント有難うございます(*^-^*) (2020年2月1日 12時) (レス) id: 5f008da80a (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - プエクの作品の更新止まっていく中で、この作品は更新してくださってとても嬉しいです！すごく面白いのでこれからも楽しみにしています(*^^*) (2020年1月29日 23時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルの最中
| 作成日時：2020年1月6日 0時
