読めない彼女 。【 斉Ψ 】

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海「 斉木 お疲れ ！ 」

燃「 相棒 疲れてねぇか ？ 放課後ラーメン食いに行こうぜ 」

うるさいな全く 。
今から 、 Aさんが試合するんだ 。
少し静かにしてろ 。

… 嬉しかったな さっき 。

同じことをしてやろうか なんて考えたが
こいつら が いる前ではそんなことは出来ない 。


「 、 」

『 ！ 』


控えめに手を振られては 、 こちらも少し手を挙げて返す 。
頬が緩む 。


先「 はじめ ！！！ 」


だん 、 とボールがあげられ 、 ばちんと落とされる 。
意外と激しいな 。

モ「 Aいったよーー！ 」

「 え 。 」

ボールがAさんのほうに向かっていく 。
お、おいアレは 、あぶない 、

直感的にそう感じたのか 、
超能力 サイコキネシス をつかって ボールをスリップさせた 。

みんなポカンとしていたが 、 まあいいだろう 。
それより Aさんは無事か ！？

「 わぁお 」

『 無事か … 』

安堵のため息とともに 、そう零す 。

燃「 お？どーした、相棒 」

ウルサイ 。

先「 さ 、 さいかい ！ 」

じゃかっかん戸惑ったが 、 よかった 。
Aさんに 傷のひとつでもついてみろ 。

どーなるか分かってるか ？？？？
穴という穴から 虫が入る呪いにかけてやる 。


モ「 A大丈夫 ！？！ 」

「 へーき 」


苦笑いをこぼす彼女 。
そのまま 、 体育は進行した 。





. .





「 おつかれさま 。 」
少し汗ばんでいる額を 、 タオルで拭いながら こちらへ話しかけてくれる
Aさん 。

『 嗚呼 、 おつかれさま 』
多分 、 僕はすこし頬が緩んでいるだろう 。
こうやって 話せている時間が 好きなのだから 。

「 ん 。 」

一言返されるだけでも 、 嬉しいものだな 。








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あまあまな斉木さん
ねくすと 💍

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