私の旦那は童顔ことベビーフェイス

ベビーフェイス７ ページ8

A side





『お疲れ様でした！』

店｢おつかれさま〜｣

愛｢お疲れ様です｣





仕事も終わったから早く行こう

でも園子ちゃんの家に行くのだから、
ワンピースと少しお洒落をしてお店を出た。




お店の前で愛車に寄りかかる旦那さん
様になってるよ。かっこいいです。





降｢お疲れ様｣

『うん、ありがと』





そう言ってちゃんとエスコートしてくれるイケメンは零以外にいないと思う。

それにしても初キッド
テレビのまんまなのかな？





降｢楽しみか？｣

『ちょっとね。怪盗キッドって盗んだ物返すんでしょ？』

降｢あぁ、そうらしい｣

『何で返すんだろうね？』

降｢‥‥さあな｣

『？』





何か零の対応いつもより冷たくない？てか怖い？
気のせいかな、？

あ、もしかして、公安だからキッドみたいな怪盗は嫌なのか。
いや実際捕まえないといけない立場だもんね
それは嫌だろうな。





『キッドの事嫌い？』

降｢なんでだ？｣

『機嫌悪そうだから』

降｢！そうだったか？それは悪い。まあ好きではないよな｣





零の好きではないって言う時は本当に嫌いな時





『嫌いなら無理して来なくても良かったんじゃない？』

降｢守ってやらなくちゃいけない人がいるからな？｣





運転しながら言う零は凄くかっこよかった
いつもかっこいいんだけどね？

なんて言うんだろう、キュンとするっていうか
胸がキュッてなる。






『いつもありがとう』

降｢当然だ。もう前のようには絶対させないからな｣

『…ほんと大好き！』

降｢おっ、A｣





零が余りにも私に優しいから嬉しくて抱きついちゃった。




ﾌﾟｰｯﾌﾟｰｯ





信号はいつの間にか赤から青に変わってて、後ろが詰まってた。





『ごめんね』

降｢いいよ。可愛いかったから｣

『っ！』

降｢ﾌｯ、ほらもう着くぞ｣





鈴木財閥が所有してる駐車場を借りて駐車し、二人で向かった。

地味に遠かったよ。
こういう所で衰えを感じる






園｢あ！二人とも来た来た！｣

蘭｢Aさん、安室さん！こんばんわ！｣

コ｢こんばんわ｣

『皆、こんばんわ』

安｢こんばんわ｣





挨拶をして中にお邪魔したのはいいんだけど、
警察の方ってこんなにいるもんなの？



入ると警察の人に顔つねられそうになって、

零が全力で阻止してくれた。


ありがとう。旦那さん。

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