私の旦那は童顔ことベビーフェイス

ベビーフェイス３０ ページ31

Aside






高｢ちょっと、亜美さん！？｣

橋｢舞は黙ってて、あなた何か言ったらどうなの？｣

『それは私に怒りをぶつけても解決しないんじゃないかしら？』

橋｢！何よ、上からで何様のつもり！？｣

『まだ若いのだから全然やり直せるでしょ？』

橋｢はぁ！？同じぐらいで何言ってるのよ！｣

『同じの訳ないでしょ？この歳で新しい恋愛なんて出来るわけないじゃない。白原さんと話せばいいと思うよ？』

高｢え、Aさんって？｣

『もうすぐ三十路』



橋・高｢｢え？｣｣






凄い意外みたいな顔された。
私って零と同じくベビーフェイスなのかな？
まあ若く見えるなら嬉しいけどさ





降｢A！｣

『零』

降｢え、なんで服汚れて｣

橋｢降谷、さん｣





零は私を見るなりこの状況を瞬時に把握した

すると急に零から殺気が漏れ始めた

これ絶対やばいやつだ
怒らせると怖いんだよね、零って。





降｢Aに何したんだ｣

橋｢！ｯそれは‥‥｣

高｢っ‥‥｣

『いや私が悪いの。周りをよく見てなかったからかかっただけ。自業自得だから』




橋・高｢｢！！｣｣





降｢だが！！｣

『二人ともごめんなさい。仕事の邪魔しちゃって。もう大丈夫だから戻っていいよ』






零の言葉を遮るように言い二人は立ち去った。
そしたら零は余計お怒りのようで






降｢Aどうして！｣

『あの二人まだ若いからしょうが無いよ』

降｢そういう問題じゃないだろ！｣

『大丈夫だよ。それに私は部外者だからしょうが無いよ。だから怒らないで？』

降｢っ‥‥はぁ、わかったよ、怒らない｣

『ありがとう！零はスマイルが一番！』

降｢ちょ、Aっ、でも公安じゃスマイルなんて出来ないよ｣

『そっか。でも無理しちゃダメだからね？』

降｢わかったよ｣





スマイルさせるために頬を上にあげた
よかった、普段の零に戻った
怒ると怖いんだもん(笑)
まあ今回は私の為に怒ってくれたんだけどね





『でも、ありがとね。駆け付けてくれて』

降｢当たり前だろ？それよりその格好は、ｯ危ない//これ着とけな｣





零が着ているスーツを脱ぎ、私にかけてくれた。
どうして危ないんだろ？






『いいのに』

降｢絶対駄目だ、これを絶対着てくれ！｣

『え、うん？』





あんなに否定されると思わなくてびっくりした。


その後は零がタクシーを呼び帰った。
公安のエース様はまだ仕事が残ってたみたいだからね

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