私の旦那は童顔ことベビーフェイス

ベビーフェイス２６ ページ27

降谷side





Aを看病していると、電話が来てしまい出た。

やっぱり公安からで内容は書類をまとめたものがすぐに欲しいと言われてしまった。

上からの指示だから従わなければいけない
結局行く羽目になった。


部屋に戻るとAは分かっていたような顔で行ってきなよと言った。

あの時のAの顔は忘れられない程心が締め付けられた
行って欲しくないのに無理してでも笑顔を作っていたからな。
病気の時まで、気を遣わせるなんて酷いよな



帰ったら思う存分甘やかしてやろうと思ってた


なのに、
なんで家に赤井が居るんだ！！！
しかもAを抱き締めている！
やめろ！！お前の煙草の臭いが移るだろ！！
Aを汚すな！！



赤井は帰ると言い、玄関へ向かった

Aはフラフラしていたからリビングで待たせた





赤｢邪魔したな｣

降｢わかってるなら早く帰ってもらいたい｣

赤｢もう少し甘えさせたらどうだ？｣

降｢‥‥何が言いたい｣

赤｢風邪の時ぐらい一緒に居てやれ｣

降｢ﾌﾝｯ言われなくてもわかってる｣

赤｢ならあんな寂しそうな顔はしないと思うがな｣






失礼したと言い帰った赤井



クソｯ、
分かっているのに赤井が言うことに否定出来ない


Aのいるリビングに戻った





『あ！零、戻ってきた！』





俺の方を見るAなんだが、
さっきはしてなかったマスクをしている。

移ると悪いからか？





降｢マスクなんてしなくても大丈夫だ。だから取っていいぞ？｣

『いいから！早く隣来て！』





違う理由があるのか？という疑問を持ちながら

Aの隣に座る。





『零ｯ』

降｢！なんだ、？｣





Aは俺の頬に手を添えた



すると、段々顔が近づいてきて、

柔らかいものが唇に当たった。



ん？！？！

マスクの上からキスをされた。





『ふふ、これならちゅーしてもいいでしょ？』





ドヤ顔で言うA。

な、何なんだ！？この可愛さと色気は‥‥
マスクの上からなんて逆に興奮する。
誘われてるようにしか見えない






降｢あのさ、A｣

『嫌だった？』

降｢嫌じゃない、寧ろもっとしたくなった｣

『もっと』

降｢止まらなくなっても知らないからな？｣

『いいもん』





プチッと俺の中の理性が切れた
マスクの上からするキスは俺の理性を壊した。

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