私の旦那は童顔ことベビーフェイス

ベビーフェイス１ ページ2

Aside





念願だった結婚


零とはずっと居るのに心に少しだけ穴があった。


結婚式挙げた時は、
色んな人に祝福されて嬉しかった。


本当は挙げなくてもいいかなって思ったんだけど、
園子ちゃんに挙げなきゃだめって言われちゃって。

だから鈴木財閥の所有の式場を貸してくれて

豪華な結婚式になって感謝だよ。





零のタキシードもかっこよくて

惚れなおしちゃったよね。

こんなかっこよくていい人と結婚していいのか、なんて思っちゃったよ。



零に言ったら、
Aじゃないとダメって言われたから嬉しかったけどね。








降｢A？どうした？行くぞ｣

『あ、待って〜！』






そして私達は、温泉旅行に行きます



新婚旅行ではないんです

零の仕事上そんなに休めないと思うから

行きたかった温泉になった。



由香や友達とかと結構行ってるんだけど、
零とは行ったことなかったからね！







降｢そんなに楽しみか？｣

『うん！だって温泉だよ！二人で行きたかったの〜！！』

降｢ごめんな、普通なら新婚旅行行くはずなのに｣

『零と一緒なら全然いいよ！』

降｢A…｣

『まあそんな事は忘れて、温泉楽しもうね！』

降｢あぁ、そうだな｣





未だに罪悪感が消えないらしい

公安だからしょうがないよ

ただこうやって二人で出かけられるだけでも私は嬉しいんだ。





『温泉入ったら卓球しようね！』

降｢ははｯ、気が早いな｣

『だって楽しみなんだもん！』






そして着くと、かなり立派な旅館だった。

立派だと呟くと、
お金だけはあるからなと隣からかえってきた

公安でかなり稼いでるからね






女将｢いらっしゃいませ、降谷様でございましょうか｣

降｢はい｣

女将｢ご案内致しますので、こちらへどうぞ｣






降谷様ってなんかニヤけちゃうな

私が突っ立ってたからか、行くぞと言い手を繋いだ零





『ひろーい！！』

降｢確かにな、思ってたより広いな｣

『布団ふっかふか〜！』

降｢夜が楽しみだな？｣

『！もうｯ//』





なんて言われたら照れるのに、それをわかって言ってくる零はずるい。






『早く温泉入りたいな〜』

降｢一緒に入るか？｣

『！ここは混浴じゃありません！！』

降｢ははｯ、可愛いな｣







さっきから人をからかってさ。

でも許しちゃう私は零に弱いってことよね

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