私の旦那は童顔ことベビーフェイス

ベビーフェイス３２ ページ33

Aside






ポアロを終え帰宅した。
公安みたいだから今日は一人で帰った。

次いでに買い物までして来たから早くご飯作ろうかなって思ったら




ﾌﾟﾙﾙﾙ




電話が鳴った
もしかして零かな？





『もしもし』

降｢俺だ｣

『どうしたの？』

降｢ちゃんと家に帰ったか？｣

『うん。今からご飯作るところだよ』

降｢そうか。よかった｣





零は迎えに来れない時は電話で確認するようになった。
前に拉致られたりしたことあったからだと思う






降｢もう少しで帰れると思うから｣

『わかった！頑張ってね』

降｢あぁ、だからっ‥‥ﾋﾟｰ‥‥｣

『あ、ちょっと？零？どうしたの？』





ケータイがﾋﾟｰって鳴り切れてしまった。



その瞬間ぶわっと風が吹き髪が揺れた
窓なんて空いてないのにと思いベランダに行く






怪｢配線遮断器｣






そこには怪盗キッドが手すりに立ち、しゃだんき？ってやつを手にしていた。
私は突然の事に驚いて声が出なかった






怪｢すみません、驚かせてしまったようで。盗む次いでに寄ってみまして｣

『盗む次いで？』

怪｢ご存じないみたいですね。今日このお宝を盗んできましてね｣

『あっ、今日だったんだね』

怪｢えぇ、ですがお目当てのものでは無いので貴方に差し上げます｣

『渡されても困るよ！？』

怪｢鈴木財閥のお嬢さんと仲よろしいですよね？｣

『え！？園子ちゃんのところから盗んだの？』

怪｢はい。ですから渡していただければと思いまして｣

『わかった』




受け取ろうと思ったんだけど流石に素手では受け取れなかったからダッシュで新品のタオルを持ってきて包んだ。





『そこ危ないよ？こっちに降りたら？』

怪｢優しいんですね。気遣いありがとうございます｣

『いえいえ、それよりこれ渡すだけに来たの？』

怪｢いいえ、本題はここからです｣





ポンッと薔薇を差し出してきた。

凄く綺麗だった。





怪｢この前貴方に出した予告状覚えてますか？｣

『？』

怪｢ｸｽｯ覚えてないようですね｣






私の前でしゃがみ薔薇を差し出した





怪｢貴方に一目惚れしました｣







受け取ってくださると嬉しいですと言われた。







『えっと、お気持ちは嬉しいんだけど、私旦那居るし、おばさん好きになったら後悔だらけよ？キッド若そうなんだから青春しないと！』






若いうちに青春は大事だと思う

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