model７２ ページ31
Amami side
辞めると告げるとお母さんは、微笑んだ。
母｢やっと自分の為に生きるのね｣
『え、違う、ずっと自分の為にｯ…！』
母｢母さん、知ってるのよ？モデルの為に髪を切れなかったり、顔に怪我したら怒られたり、恋愛したくても出来なかったり、全部わかってるわ｣
『！』
お母さんは全て知ってた
お見通しだった。
そう言われ、我慢してきたものが溢れてきた
母｢辞めてくれるって聞いて、嬉しいわ。自分の夢に向かって突き進んでほしいもの｣
『お母さんｯ』
母｢ふふ、大事な娘だもの｣
『ありが、とうｯ』
母｢それと母さんからも言わないといけないことがあるの｣
『なに？』
母｢…母さん、居なくなる｣
『え…』
何だろう
一瞬で涙が止まった
時が止まった気がした。
『どういう事』
母｢母さん、Aが４歳の時にﾀﾋんでるのよ｣
『！！』
轟｢！｣
意味がわからなかった
頭の中がごちゃごちゃで何も考えられない
母｢母さんの個性で今ここに居るのよ。私が病気で倒れた時、Aが一人で生きていけるまでこの世界に居ようって。元々、治癒から再生の力でここまで居たの、ごめんね、黙ってて｣
『じゃ、あ、お母さんは？』
母｢Aに話したから、お父さんの所に行くわ｣
『ｯ！待ってよ、そんな話、急にされて、信じると思うの！？』
治癒の個性が今のお母さんを創り出してるって
意味わかんない！！！
母｢ほら、Aが少し思ってるから透けてきたわ｣
『ｯ信じてない！！！』
母｢ごめんね。Aにモデルを進めたのは私は消えてしまうから大人になるまで暮らせるように稼いで欲しかったの。私が居なくても生きていけるように。それまでの分身的な感じかしらね。こんなに大きくなってくれて、母さん嬉しい。夢叶えて頑張るのよ？｣
『やめ、て、一人に、しないでｯ』
母｢ふふ、もう一人じゃないでしょ？｣
『えっ？』
私の後ろの焦凍を見て言ったお母さん。
轟｢俺がそばにいる｣
『ｯ焦凍』
母｢轟君、Aをよろしく頼むわね｣
轟｢はい。絶対俺が守ります｣
母｢よかったわ。これで母さん行けるわ｣
天に導かれるように、光が差し込んだ
そしてキラキラと光るお母さん
ずっと手を握りしめる私
母｢ありがとう、A。幸せになりなさいね｣
『お母さんっ！！！！』
抱き締めてた身体も、キラキラと空に消えていく
母｢愛してるわ、A｣
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☆ - 爆豪の方も見たいです。 (2021年9月12日 13時) (
レス) id: 3bf9425c3b (このIDを非表示/違反報告)
火凛(プロフ) - こんにちは。落ちは出来れば轟くんオチでお願いしますm(*_ _)m (2018年7月24日 17時) (レス) id: 01b03c4d73 (このIDを非表示/違反報告)
赫夜 - ﾁｬﾝﾓﾓさんこんばんは赫夜デス！！今年最後の年になりますがこれからも素晴らしい作品が産み出せるよう心より応援していきます新年明けてもお仕事頑張ってくださいませ！！ (2017年12月31日 23時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
煌良 - ﾁｬﾝﾓﾓさんこんにちは煌良デス！！夕方までのお仕事ご苦労様デス！！先程仕上がった内容一部を読ませて頂いたところ主人公ちゃんと焦凍君と爆豪との三角関係の結果ですがほとんどより焦凍君が上間ってる様子ですが一体どうなって仕舞うのか… (2017年12月10日 14時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
煌良 - ﾁｬﾝﾓﾓさんおはようございますはじめまして煌良と申します以後良しなにお願いします！！先程こちらがわの作品内容を読ませて頂いたところ主人公ちゃんは二人の恋愛結果焦凍君の方がエスカレートしてるそうですが一体この後どうなるのか(;´д｀)！！ (2017年11月27日 4時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾁｬﾝﾓﾓ | 作成日時：2017年10月9日 17時
